Yamaha YDP-S55 レビュー
アリウス史上最もスリム — 置けなかった場所に置ける
スコア
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メーカー希望小売価格
¥132,000
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モデル違い
Yamaha Arius YDP ファミリー
YDP系はヤマハAriusの据置型ファミリーです。主な違いは音源、同時発音数、鍵盤、キャビネット形状、価格です。
| 違い | YDP-105 | YDP-145 | YDP-165 | YDP-S35 | YDP-S55 |
|---|---|---|---|---|---|
| DB上の状態 | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み |
| 位置づけ | 米国現行Ariusの低価格据置型 | 音色を強化した標準的なArius入門据置型 | 鍵盤とスピーカーを強化した上位Arius据置型 | 狭い部屋向けのスリムArius | 鍵盤を強化したスリムArius |
| 音源 | AWMステレオサンプリング、64音 | CFXサンプリング + VRM Lite、192音 | CFXサンプリング + VRM Lite、192音 | CFXサンプリング、192音 | CFXサンプリング + VRM Lite、192音 |
| 鍵盤 | GHS鍵盤、黒鍵マット仕上げ | GHS鍵盤、黒鍵マット仕上げ | GH3鍵盤、黒檀調・象牙調仕上げ | GHS鍵盤、黒鍵マット仕上げ | GH3鍵盤、黒檀調・象牙調仕上げ |
| スピーカー | 6W x 2 | 8W x 2クラス | 20W x 2クラス | 8W x 2クラス | 20W x 2クラス |
スコア算出の根拠
初心者向け
9.9| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 3.0 |
| レッスン機能 | あり | +1.5 |
| アプリ連携 | あり | +1.5 |
| 録音 | あり | +1 |
| メトロノーム | あり | +0.5 |
| トランスポーズ | あり | +0.3 |
| レイヤー / スプリット | あり | +0.3 |
| 内蔵曲 | 303 | +1.5 |
| 音色の豊富さ | 10 音色数 | +0.3 |
夜間練習向け
8.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 2.0 |
| ヘッドホン端子数 | 2 | +2 |
| ヘッドホン端子タイプ | 6.3mm, 3.5mm | +1.5 |
| ヘッドホン最適化 | あり | +1.5 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Graded Hammer 3 (GH3) | +0 |
| 音量調整 | あり | +1 |
| Bluetooth Audio | なし | +0 |
持ち運びやすさ
3.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 35 kg | -1.5 |
| 幅 | 1353 mm | -0.5 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
7.9| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Graded Hammer 3 (GH3) (grade 7) | +4.2 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | 192 音 | +1.2 |
| 音源モデリング | Yamaha CFX (VRM Lite) | +0.5 |
| 鍵盤表面 | ivory-feel | +0.5 |
Yamaha YDP-S55 レビュー総評
Yamaha YDP-S55のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
奥行きわずか30.9cm。ヤマハの薄型アリウスは、省スペースでもGH3鍵盤と象牙調仕上げで本格的なピアノ体験を実現します。
メリット
- • 奥行き309mmの超スリム設計 — 狭いスペースにも壁付けで設置可能
- • GH3鍵盤+象牙調仕上げ — YDP-145のGHSから大幅グレードアップ
- • CFXコンサートグランド音源+VRM Lite共鳴
- • ヘッドホン端子2系統(6.3mm+3.5mm)+ステレオフォニックオプティマイザー
- • 303曲の内蔵レッスン・練習曲
- • Smart Pianistアプリ対応(USB経由)
- • 35kgと据置型としては軽量
デメリット
- • 音色は10種類のみ
- • Bluetooth非搭載(オーディオもMIDIも非対応)
- • 20W・2スピーカー — 練習には十分だが大きな部屋には力不足
- • ライン出力なし
YDP-S55は「場所がないからピアノは諦めよう」と思っていた方への、ヤマハからの提案です。奥行き309mmはYDP-145より約15cm浅く、それでいて鍵盤はGH3にグレードアップ、象牙調仕上げも加わっています。スピーカーは控えめで、Bluetoothもありません。ヘッドホン練習とアプリ接続が中心の使い方になります。でもそれは弱点ではなく、このピアノの「分かっている」設計です。限られたスペースでも本物のピアノ体験を諦めない。YDP-S55はそんな思いに応える一台です。
Yamaha YDP-S55 の評価ポイント
Yamaha YDP-S55 の鍵盤・タッチ
GH3鍵盤は、YDP-145のGHS鍵盤から確実にグレードアップしています。センサーが2つから3つに増えたことで、鍵盤の応答が速くなり、弱音から強音までの表現がより正確になりました。象牙調の表面は適度な質感と吸湿性があり、長時間弾いても指が滑りにくい。スリムな筐体にこのクラスの鍵盤が入っているのは驚きで、正しい指づかいを学ぶのに十分な品質です。
Yamaha YDP-S55 が向いている人
マンションやアパートで、置ける場所が限られている方に。奥行きのある据置型は無理だけど、折りたたみスタンドにキーボードを乗せるのは嫌。そんな方に、YDP-S55は無駄のない答えになります。奥行きわずか31cmで廊下や寝室にも設置でき、それでいてGH3鍵盤と象牙調仕上げで「しっかりしたピアノ」の弾き心地を味わえます。
デモ動画
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | Graded Hammer 3 (GH3) |
| 同時に出せる音の数 | 192 音 |
| 音色数 | 10 |
| 重量 | 35 kg |
| スピーカー | 20W (×2) |
| Bluetooth | なし |
| 鍵盤の表面仕上げ | Ivory Feel |
| 音源方式 | Yamaha CFX (VRM Lite) |
| ヘッドホン端子の数 | 2 |
| ヘッドホン端子の種類 | 6.3mm, 3.5mm |
| ヘッドホン音質補正 | あり |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | なし |
| レッスン機能 | あり |
| スマートフォン・アプリ連携 | あり |
| 録音機能 | あり |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 303 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1353×309×792 mm |
| スタンド付属 | あり |
| ペダル付属 | あり |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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他モデルとの比較
YDP-S55 vs F-701
F-701は夜間練習のスコアが上回ります。F-701の方が¥11,000安いです。静かな練習環境を重視するならF-701が候補になります。
Roland F-701 →YDP-S55 vs RP-107
RP-107は夜間練習のスコアが上回ります。RP-107の方が¥11,000安いです。静かな練習環境を重視するならRP-107が候補になります。
Roland RP-107 →YDP-S55 vs PX-870
YDP-S55は初心者向きのスコアが上回ります。PX-870の方が¥33,000安いです。初心者向きの機能を重視するならYDP-S55が候補になります。
Casio PX-870 →関連ガイド
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ネット上の評価まとめ
価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。
ヤマハ YDP-S55 は Arius シリーズの薄型据置型の上位機で、GH3 鍵盤と象牙調仕上げを備えます。海外の専門レビューサイトや販売店のレビューを横断すると、「Clavinova に近い華やかな音」「三つのセンサーを持つ GH3 鍵盤」「省スペースと弾き心地の両立」を評価する声が多数派です。一方で鍵盤が重いという感想や、音色数の少なさ、操作系の分かりにくさ、Bluetooth非対応を指摘する声も繰り返し見られます。
高く評価されている点
-
Clavinovaに近い華やかな音
強化された Yamaha CFX 由来のピアノ音について、「上位の Clavinova に迫る鳴り」「高音はきらびやかで、低音は力強く響く」という評価が中心です。
-
三つのセンサーを持つGH3鍵盤
Graded Hammer 3(GH3)鍵盤について、「センサーが3つになり連打の反応が良い」「しっかり重みのある弾き応え」という声が目立ちます。下位機の GHS からの確かな違いを評価するレビューが見られます。
-
省スペースと弾き心地の両立
薄型キャビネットに上位の鍵盤を収めた点について、「狭い場所でも本格的なタッチが味わえる」という評価が中心です。
-
アプリ連携と価格対効果
Smart Pianist アプリで音色変更や内蔵曲の譜面表示などを操作できる点と、「内容に対して価格対効果が妥当」という評価が見られます。
気をつけたい点・批判的な意見
-
鍵盤が重いという感想
GH3 鍵盤の手応えについて、「弱めに弾きたいときには重すぎると感じる」という指摘が一部のレビューで見られます。しっかりした重みを好む方には長所、軽さを求める方には短所、という整理です。
-
音色数は少なめ
音色が10種類のみのため、「ピアノの質を優先した割り切り」「ピアノ以外の音のバリエーションは少ない」という冷静な指摘が見られます。
-
操作系が分かりにくい
本体のボタンが少なく、多くの機能を鍵盤との組み合わせ操作で呼び出すため、「説明書やアプリに頼らないと使いにくい」という声が繰り返し挙がります。
-
Bluetooth は非搭載
本体は Bluetooth に対応せず、スピーカーから外部の音を無線で流して一緒に弾くことはできません。アプリ連携にもUSBケーブルが必要、という点が指摘されています。
ソース別の傾向
-
海外の専門レビューサイト
MusicRadar や PianoDreamers などでは YDP-165 と並べて取り上げられ、薄型上位機としての音と GH3 鍵盤を評価しつつ、鍵盤の重さや接続面の制約を冷静に整理する論調が中心です。
-
販売店のレビュー記事・動画
販売店・専門家系のレビューでは、省スペースながら本格的なタッチと音を備えた据置型として、価格対効果を評価する声が目立ちます。
-
比較レビュー(対 YDP-S35 / YDP-165 等)
他機種との弾き比べでは、薄型上位機として鍵盤と音の質は手堅いとされる一方、鍵盤の重さや音色数、接続面では好みと割り切りが分かれる、という指摘も見られます。
まとめ
総合すると、YDP-S55 は「省スペースでも本格的な弾き心地を諦めたくない方の薄型上位機」として海外レビューでも安定した評価を得ているモデルです。Clavinova に近い華やかな音、三つのセンサーを持つ GH3 鍵盤、薄型と弾き心地の両立が中心的な評価点です。一方で、鍵盤の重さが気になる方や、Bluetooth でのアプリ連携・オーディオ再生を重視する方は、下位の YDP-S35 や Bluetooth 搭載の他機種も比較候補になります。
星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。
実勢価格の推移
国内の主要ネットショップで定期取得した、実際の販売価格(在庫があるものの最安値の目安)です。メーカー希望小売価格とは別に、いま手に入る価格の動きを確認できます。
出典: Yahoo!ショッピング・楽天市場の掲載価格。JANコードで特定できた機種は正確一致、それ以外はキーワード一致で取得しています。バンドル品や中古を含む場合があり、目安としてご覧ください。
販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。
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このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
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