Yamaha YDP-105 レビュー
ヤマハAriusの最小構成。最初の据置型ピアノ
スコア
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モデル違い
Yamaha Arius YDP ファミリー
YDP系はヤマハAriusの据置型ファミリーです。主な違いは音源、同時発音数、鍵盤、キャビネット形状、価格です。
| 違い | YDP-105 | YDP-145 | YDP-165 | YDP-S35 | YDP-S55 |
|---|---|---|---|---|---|
| DB上の状態 | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み | 製品ページ公開済み |
| 位置づけ | 米国現行Ariusの低価格据置型 | 音色を強化した標準的なArius入門据置型 | 鍵盤とスピーカーを強化した上位Arius据置型 | 狭い部屋向けのスリムArius | 鍵盤を強化したスリムArius |
| 音源 | AWMステレオサンプリング、64音 | CFXサンプリング + VRM Lite、192音 | CFXサンプリング + VRM Lite、192音 | CFXサンプリング、192音 | CFXサンプリング + VRM Lite、192音 |
| 鍵盤 | GHS鍵盤、黒鍵マット仕上げ | GHS鍵盤、黒鍵マット仕上げ | GH3鍵盤、黒檀調・象牙調仕上げ | GHS鍵盤、黒鍵マット仕上げ | GH3鍵盤、黒檀調・象牙調仕上げ |
| スピーカー | 6W x 2 | 8W x 2クラス | 20W x 2クラス | 8W x 2クラス | 20W x 2クラス |
スコア算出の根拠
初心者向け
8.1| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 3.0 |
| レッスン機能 | あり | +1.5 |
| アプリ連携 | あり | +1.5 |
| 録音 | なし | +0 |
| メトロノーム | あり | +0.5 |
| トランスポーズ | あり | +0.3 |
| レイヤー / スプリット | あり | +0.3 |
| 内蔵曲 | 20 | +0.7 |
| 音色の豊富さ | 10 音色数 | +0.3 |
夜間練習向け
6.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 2.0 |
| ヘッドホン端子数 | 2 | +2 |
| ヘッドホン端子タイプ | 6.3mm, 6.3mm | +1 |
| ヘッドホン最適化 | なし | +0 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Graded Hammer Standard (GHS) | +0.5 |
| 音量調整 | あり | +1 |
| Bluetooth Audio | なし | +0 |
持ち運びやすさ
3.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 37.5 kg | -1.5 |
| 幅 | 1357 mm | -0.5 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
5.4| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Graded Hammer Standard (GHS) (grade 5) | +3 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | 64 音 | +0.4 |
| 音源モデリング | AWM Stereo Sampling + Damper Resonance | +0.5 |
| 鍵盤表面 | matte | +0 |
Yamaha YDP-105 レビュー総評
Yamaha YDP-105のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
YDP-105は、ヤマハAriusシリーズの入門据置型です。88鍵のGHS鍵盤、固定キャビネット、3本ペダル、Smart Pianist対応を備えつつ、音源やスピーカーは上位機より控えめです。
メリット
- • 88鍵のGHS鍵盤で、ピアノ教室と同じ鍵盤数・低音が重く高音が軽い基本的なタッチを学べる
- • 家具調キャビネット、スライド式鍵盤カバー、ベンチ、3本ペダルがそろい、ポータブル機より生活空間に置きやすい
- • 6.3mmヘッドホン端子が2つあり、夜の練習や先生・家族との確認に使いやすい
- • USB TO HOSTでヤマハSmart Pianistや学習アプリに接続できる
- • ダンパーペダルはハーフペダル対応で、早い段階からペダルのかけ方を練習しやすい
- • YDP-145やYDP-165より価格を抑え、Ariusの据置型を選びやすい
デメリット
- • 同時に出せる音の数64音は、YDP-145やYDP-165と比べると余裕が少ない
- • 音源はAWMステレオサンプリングで、上位AriusのCFX系サウンドより素朴
- • Bluetooth非搭載のため、アプリ連携はUSBケーブルが必要
- • ライン出力や本体録音はなく、ステージ・録音用途には向かない
- • 6W x 2のスピーカーは練習用としては十分だが、上位キャビネットほど豊かには鳴らない
YDP-105は「Ariusの安い版」として正直に見るべきモデルです。良い点は、家具調キャビネット、3本ペダル、ベンチ、USBアプリ連携がそろい、初めての家庭練習環境を作りやすいこと。弱点は、同時に出せる音の数が64音と少ないこと、素朴なAWM音源、Bluetoothなし、小さめのスピーカーです。YDP-105とYDP-145で迷う場合、価格を抑えるならYDP-105、音の満足度と長く使う余裕を重視するならYDP-145、という整理が分かりやすいです。
Yamaha YDP-105 の評価ポイント
Yamaha YDP-105 の鍵盤・タッチ
GHS鍵盤はヤマハの入門クラスの重み付き鍵盤です。低い音は重く、高い音は軽くなるため、アコースティックピアノに近い基本の感覚を学べます。上位鍵盤のような細かな反応や連打のしやすさはありませんが、軽いキーボードでは身につきにくい指の使い方を覚えるには十分です。
Yamaha YDP-105 が向いている人
YDP-105は、初めての据置型ピアノをできるだけ無理のない価格で用意したい家庭や大人の初心者向けです。音の豪華さよりも、リビングに置ける見た目、固定された3本ペダル、すぐ弾ける安定した環境を重視する場合に合います。長く本格的に続ける前提ならYDP-145やYDP-165のほうが満足度は高くなりますが、まずは家具調のピアノで毎日座る習慣を作りたい方には現実的な選択肢です。
デモ動画
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | Graded Hammer Standard (GHS) |
| 同時に出せる音の数 | 64 音 |
| 音色数 | 10 |
| 重量 | 37.5 kg |
| スピーカー | 12W (×2) |
| Bluetooth | なし |
| 鍵盤の表面仕上げ | Matte |
| 音源方式 | AWM Stereo Sampling + Damper Resonance |
| ヘッドホン端子の数 | 2 |
| ヘッドホン端子の種類 | 6.3mm, 6.3mm |
| ヘッドホン音質補正 | なし |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | なし |
| レッスン機能 | あり |
| スマートフォン・アプリ連携 | あり |
| 録音機能 | なし |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 20 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1357×422×815 mm |
| スタンド付属 | あり |
| ペダル付属 | あり |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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他モデルとの比較
YDP-105 vs Rhapsody III
YDP-105とRhapsody IIIは全体的によく似たスコアです。Rhapsody IIIの方が¥22,000安いです。
Williams Rhapsody III →YDP-105 vs PX-770
PX-770はタッチのリアルさのスコアが上回ります。PX-770の方が¥27,500安いです。リアルなタッチを重視するならPX-770が候補になります。
Casio PX-770 →関連ガイド
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ネット上の評価まとめ
価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。
ヤマハ YDP-105 は Arius シリーズの入門据置型で、88鍵 GHS 鍵盤・家具調キャビネット・3本ペダルを手頃な価格でまとめたモデルです。海外の専門レビューや販売店レビューを横断すると、「価格帯としてはピアノ音が素直で良い」「初心者向けの基本がそろっている」と評価する声が中心で、一方で同時に出せる音の数が64音にとどまる点や、録音機能がない点、上位機からの正常進化にとどまる点を指摘する声も見られます。
高く評価されている点
-
価格帯として素直で深みのあるピアノ音
ヤマハのグランドピアノ音をもとにした音色について、「入門据置型としては中音域に深みがあり、響きがきれい」という声が多数派です。練習用としてクセがなく聴きやすい、という評価です。
-
初心者向けの基本がそろう
88鍵 GHS 鍵盤、家具調キャビネット、3本ペダル、ベンチが一通りそろい、「最初の据置型として迷わず始められる」という実用面の評価が目立ちます。シンプルさをかえって長所と見る声もあります。
-
リビングに置きやすい作り
スライド式の鍵盤カバーや家具調のキャビネットについて、「生活空間になじむ見た目」「ポータブル機より据えやすい」という声が見られます。
-
据置型としての価格対効果
上位 Arius より価格を抑えつつ据置型の基本を備える点について、「初めての一台としてはコスパが良い」という評価が中心です。
気をつけたい点・批判的な意見
-
同時に出せる音の数が64音
同時に出せる音の数が64音にとどまる点について、「128音あればよかった」という指摘が繰り返し挙がります。ペダルを多用する曲では上位機のほうが余裕がある、という整理です。
-
本体録音機能がない
自分の演奏を本体に録音する機能がない点を物足りないとする声があります。同価格帯には録音や音色数で勝る機種もある、という比較コメントが見られます。
-
前モデルからの進化は控えめ
ダンパーレゾナンスと USB オーディオを加えた正常進化で、鍵盤の感触は前モデルから大きく変わらない、という指摘があります。より弾き心地を求める方には上位機が候補、という整理です。
ソース別の傾向
-
海外の専門レビューサイト
PianoDreamers などの専門サイトでは、初心者向け据置型として音と作りを評価しつつ、64音という同時に出せる音の数や録音機能の不在、前モデルからの進化幅を冷静に整理する論調が中心です。
-
販売店のレビュー記事・動画
Sweetwater や Rimmers Music など販売店系のレビューでは、「入門据置型として手堅い」「ベンチとペダルがそろってすぐ始められる」という実用面の評価が目立ちます。
-
比較レビュー(対 上位 Arius 等)
上位の Arius との弾き比べでは、「価格を抑えるなら YDP-105、音の満足度や長く使う余裕を重視するなら上位機」という整理が定番です。
まとめ
総合すると、YDP-105 は「Arius の入門据置型」として、海外レビューでも初心者向けに手堅い評価を得ています。素直なピアノ音と、ベンチ・3本ペダルまでそろう導入のしやすさが中心的な評価点で、最初の据置型として迷ったときに候補に入れやすい一台と言えます。一方で、同時に出せる音の数や録音機能、より良い鍵盤を重視するなら、上位の Arius が現実的な比較候補になります。
星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。
このページの根拠と透明性
このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
- 最終確認日
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- メーカー公式 公式マニュアル 正規取扱店 ×2
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