Casio PX-870 レビュー
PX-770の「もう少し」を叶えた — 音も鍵盤もヘッドホンもワンランク上

スコア
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メーカー希望小売価格
¥99,000
販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。
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スコア算出の根拠
初心者向け
8.4| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 3.0 |
| レッスン機能 | あり | +1.5 |
| アプリ連携 | なし | +0 |
| 録音 | あり | +1 |
| メトロノーム | あり | +0.5 |
| トランスポーズ | あり | +0.3 |
| レイヤー / スプリット | あり | +0.3 |
| 内蔵曲 | 60 | +1.5 |
| 音色の豊富さ | 19 音色数 | +0.3 |
夜間練習向け
8.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 2.0 |
| ヘッドホン端子数 | 2 | +2 |
| ヘッドホン端子タイプ | 6.3mm, 3.5mm | +1.5 |
| ヘッドホン最適化 | あり | +1.5 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Tri-Sensor Scaled Hammer Action II | +0 |
| 音量調整 | あり | +1 |
| Bluetooth Audio | なし | +0 |
持ち運びやすさ
3.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 34.3 kg | -1.5 |
| 幅 | 1393 mm | -0.5 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
7.6| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Tri-Sensor Scaled Hammer Action II (grade 6) | +3.6 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | 256 音 | +1.5 |
| 音源モデリング | AiR Sound Source | +0.5 |
| 鍵盤表面 | ivory-feel | +0.5 |
Casio PX-870 レビュー総評
Casio PX-870のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
PX-770の弱点だった同時に出せる音の数、スピーカーの迫力、鍵盤の手触りを一気に改善。この価格帯の差額で得られるものは大きいです。
メリット
- • トライセンサー・スケールドハンマーアクションII+象牙調の鍵盤表面 — 指が自然にフィットして滑りにくい
- • 同時に出せる音の数256音 — ペダルを多用する曲でも音が途切れない
- • 40W・4スピーカー(PX-770は16W・2スピーカー)— 部屋に響く音の厚みが段違い
- • ヘッドホン音質最適化 — 夜の練習でも立体的で自然な響きを再現
- • ヘッドホン端子2つ(6.3mm+3.5mm)— 先生と生徒、親子で一緒に聴ける
- • 家具調スタンド+スライド式鍵盤カバー+3本ペダルがすべて付属
デメリット
- • Bluetooth非搭載 — ワイヤレス接続は一切なし、アプリ連携もできない
- • 19音色のみ — ピアノ以外の音色バリエーションは最小限
- • 34.3kgの重量 — 設置には二人必要
- • アプリ連携なし — 学習アプリとの接続はできない
- • 2017年発売 — 最新モデルと比べるとデザインがやや古い印象
予算をもう少し伸ばせるなら、PX-770よりPX-870の方が現実的な候補です。40W・4スピーカーの音は部屋で聴くと違いがはっきり分かりますし、象牙調の鍵盤は長く弾いても扱いやすい感触です。最大256音まで同時に鳴らせるので音切れの心配がなくなり、ヘッドホン最適化で夜の練習にも対応します。気になるのはBluetoothがない点。2026年にワイヤレス接続がゼロというのは古さを感じる部分です。Bluetoothが必要ならヤマハYDP-145やローランドRP-107も候補になりますが、同価格帯の据置型としてのピアノの質では、PX-870は今でも比較対象として残ります。
Casio PX-870 の評価ポイント
Casio PX-870 の鍵盤・タッチ
鍵盤の仕組み自体はPX-770と同じトライセンサー方式です。違いは鍵盤の表面で、白鍵に象牙のようなさらっとした質感が加わり、指が自然に引っかかります。速いパッセージや手に汗をかいたときの安定感が違います。小さな違いに見えますが、長時間弾いていると「滑らない安心感」の効果は大きい部類に入ります。鍵盤の重みはしっかりしており、強弱の表現にも応えます。
Casio PX-870 が向いている人
PX-770を検討したが、もう少し良い音と弾き心地が欲しい方に向きます。夜にヘッドホンで練習することが多い方、ペダルを多用するロマン派の曲を弾く方、象牙調の鍵盤を一度触るとツルツルのプラスチックには戻りにくいと感じた方にも合います。PX-870は「PX-770の弱点を一つずつ埋めた」モデルです。
デモ動画
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | Tri-Sensor Scaled Hammer Action II |
| 同時に出せる音の数 | 256 音 |
| 音色数 | 19 |
| 重量 | 34.3 kg |
| スピーカー | 40W (×4) |
| Bluetooth | なし |
| 鍵盤の表面仕上げ | Ivory Feel |
| 音源方式 | AiR Sound Source |
| ヘッドホン端子の数 | 2 |
| ヘッドホン端子の種類 | 6.3mm, 3.5mm |
| ヘッドホン音質補正 | あり |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | なし |
| レッスン機能 | あり |
| スマートフォン・アプリ連携 | なし |
| 録音機能 | あり |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 60 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1393×299×801 mm |
| スタンド付属 | あり |
| ペダル付属 | あり |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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他モデルとの比較
PX-870 vs AP-S200
AP-S200は初心者向き・コスパのスコアが上回ります。PX-870の方が¥11,000安いです。初心者向きの機能を重視するならAP-S200が候補になります。
Casio AP-S200 →PX-870 vs YDP-145
PX-870はタッチのリアルさのスコアが上回ります。一方、YDP-145は初心者向きのスコアが上回ります。PX-870の方が¥22,000安いです。リアルなタッチを重視するならPX-870が候補になります。
Yamaha YDP-145 →関連ガイド
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ネット上の評価まとめ
価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。
カシオ PX-870 は、家具調スタンドと3本ペダルを備えたカシオの据置型上位機です。海外の専門レビューサイトや販売店のレビューを横断すると、「40W・4スピーカーの力強い音」「価格対効果の高さ」を評価する声が多く、一方でBluetooth非対応や画面のなさ、椅子が別売である点を指摘する声も繰り返し見られます。
高く評価されている点
-
このクラスでは力強いスピーカー
40W・4スピーカーについて「同クラスでも有数の鳴り」という声が目立ちます。弦やダンパーの共鳴まで再現するグランド音と合わせ、部屋で聴く音の厚みが評価されています。
-
据置型の価格対効果が高い
家具調スタンドと3本ペダルが付いて、ピアノとしての完成度が高い点から「この価格帯では価格対効果が高い」という受け止めが定番です。
-
象牙調・3センサーの手堅い鍵盤
トライセンサー・スケールドハンマーアクションIIと象牙・黒檀調の表面について、強弱への反応が素直で指が滑りにくい、という評価が見られます。同時に出せる音の数256音も、このクラスでは余裕がある方とされます。
-
ヘッドホン練習に配慮
ヘッドホン最適化に対応し、端子も2つあるため、夜の練習や親子・先生と生徒での使用に向く、という声があります。
気をつけたい点・批判的な意見
-
Bluetooth は非搭載
本機はBluetoothに対応せず、「この価格帯では珍しくなった弱点」という指摘が繰り返し挙がります。ワイヤレス接続を重視するなら他機種の検討が勧められています。
-
画面がない
本体に表示画面がなく、現在の設定が見えにくい点を「惜しい」とする声があります。
-
ピアノ椅子は別売
スタンドは付属する一方、ヤマハやカワイの同等機が椅子を同梱するのに対し、本機は椅子が付かない点が指摘されます。付属ヘッドホンの品質も低めで、別途用意した方がよい、という声もあります。
-
音色数は控えめ
音色数は絞られており、ピアノ以外のバリエーションは最小限です。ただし収録音は質が高い、という受け止めが中心です。
ソース別の傾向
-
海外の専門レビューサイト
PianoDreamers や AZ Piano Reviews などでは、力強い音と価格対効果を高く評価しつつ、Bluetooth非対応と画面のなさを定番の弱点として挙げる論調が中心です。
-
販売店のレビュー記事・動画
Merriam Music などの販売店・レビュアー系では、据置型としての音の充実と長く使える完成度を実用面で評価する声が目立ちます。
-
比較レビュー(対 PX-770 / YDP-145 等)
弾き比べでは、下位の PX-770 よりスピーカーと鍵盤表面が一段上とされる一方、ワイヤレス接続ではヤマハ YDP-145 などに見劣りする、という指摘が見られます。
まとめ
総合すると、PX-870 は「据置型として音とピアノの質が手堅い、価格対効果の高い一台」として、海外レビューでも安定した評価を得ているモデルです。40W・4スピーカーの力強い音、象牙調の鍵盤、付属のスタンドとペダルが中心的な評価点になります。一方で、Bluetooth非対応と画面のなさは把握しておきたい点で、ワイヤレス接続を重視するならヤマハ YDP-145 やローランド RP-107 も比較候補になります。据置型のピアノの質を優先するなら、PX-870 は今でも候補に残ります。
星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。
実勢価格の推移
国内の主要ネットショップで定期取得した、実際の販売価格(在庫があるものの最安値の目安)です。メーカー希望小売価格とは別に、いま手に入る価格の動きを確認できます。
出典: Yahoo!ショッピング・楽天市場の掲載価格。JANコードで特定できた機種は正確一致、それ以外はキーワード一致で取得しています。バンドル品や中古を含む場合があり、目安としてご覧ください。
販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。
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