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定年後・60歳以上から趣味で始める電子ピアノおすすめ(2026年版)
この記事は、2026年5月時点の1st-note掲載商品データをもとに、定年後や60歳以上から趣味でピアノを始める方へ向けて書いています。一般的なおすすめ記事では「本格的なタッチほど良い」と言われがちですが、60歳以上の入門では必ずしもそうではありません。大切なのは、毎日10分でも座れること、指や手首に無理が出にくいこと、家族に気を使わず練習できることです。
この条件では「本格タッチすぎない」ことも長所になる
60歳以上から始める場合、グランドピアノに近い重い鍵盤をいきなり選ぶと、音を出す前に手が疲れてしまうことがあります。もちろん、昔しっかり習っていた方なら本格タッチは魅力です。ただ、初めて趣味として始めるなら、当サイトの鍵盤アクション評価で中間帯にあたる機種のほうが続けやすいことがあります。
狙い目は、88鍵で、軽すぎるキーボードではなく、かといって上位据置型ほど重くない機種です。ヤマハ P-145やP-225、カシオ CDP-S160のような価格と重さのバランスが取れた機種は、趣味の最初の一台として現実的です。カワイ ES120は少し上の候補で、タッチと機能をもう少し欲しい方に向きます。
おすすめ候補
下の候補は、2026年5月時点の掲載データで、88鍵、価格、重量、ヘッドホン練習、鍵盤の重さを見て選んでいます。価格や販売状況は変わるため、購入前には販売店とメーカー情報を確認してください。
Casio
CDP-S160
¥55,000
価格を抑えて手に入る、本格88鍵の重みのある鍵盤
Kawai
ES120
¥82,500
必要な機能をひと通り揃えた、カワイの守備範囲の広い1台
Roland
GO:PIANO88
¥49,500
7kg、電池駆動、88鍵。どこにでも持っていけるピアノ
60歳以上の初心者が避けたい選び方
- • 高級機を先に買いすぎる:最初から30万円以上の据置型を買うと、続かなかった時の負担が大きくなります。まず半年続けられるかを見たい方は、10万円前後までのポータブル型が現実的です。
- • 軽すぎる61鍵キーボードだけで始める:音を楽しむだけなら良いですが、両手で曲を弾きたいなら88鍵のほうが後で困りにくいです。
- • スタンドと椅子を軽く考える:本体よりも姿勢のほうが疲れに直結します。ぐらつくスタンド、低すぎる椅子は避けてください。
- • ボタンや機能の多さで選ぶ:音色が何百種類あっても、最初に使うのはピアノ音、メトロノーム、音量、ヘッドホンくらいです。
私ならこの順で考えます
まず、置きっぱなしにできる場所があるかを見ます。毎回出し入れが必要だと、練習の前に面倒になりやすいからです。次に、鍵盤が重すぎないかを見ます。楽器店で試すなら、強く弾くのではなく、弱い音をゆっくり出してみてください。弱く弾いた時に指がつらい機種は、毎日の趣味には向きません。
予算を抑えるならP-145やCDP-S160、夜の練習やヘッドホン体験を重視するならP-225、少し本格的に続けたいならES120が候補です。昔習っていて指の感覚を戻したい方は、この記事よりも「再開組向け」の記事を見たほうが合います。
結論
定年後の趣味として始めるなら、最初の目標は「良いピアノを買うこと」ではなく「やめにくい環境を作ること」です。重すぎない88鍵、安定したスタンド、疲れにくい椅子、夜に使えるヘッドホン。この4つをそろえたほうが、派手な機能よりも練習時間に直結します。