Yamaha YDP-166 レビュー
GH3からGrandTouch-Eへ。アリウスの標準的な据置型にBluetoothが加わった世代
スコア
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スコア算出の根拠
初心者向け
9.3| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 0.5 |
| レッスン機能 | あり | +1.8 |
| アプリ連携 | あり | +1.8 |
| Bluetooth MIDI | あり | +1 |
| 録音 | あり | +0.8 |
| 練習の基本機能(メトロノーム・移調・レイヤー/スプリット) | あり | +0.6 |
| スタンド付属 | あり | +0.5 |
| ダンパーペダル付属 | あり | +0.4 |
| 内蔵曲 | 303 | +1.7 |
| 音色の豊富さ | 10 音色数 | +0.2 |
夜間練習向け
8.2| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 1.0 |
| ヘッドホン端子数 | 2 | +2.2 |
| ヘッドホン端子タイプ | 6.3mm, 6.3mm | +0.9 |
| ヘッドホン最適化 | あり | +2.2 |
| Bluetooth Audio | あり | +0.8 |
| ライン出力 | なし | +0 |
| ヘッドホン接続時のスピーカー消音 | あり | +0.7 |
| 鍵盤アクションの静音性 | GrandTouch-E | +0.4 |
持ち運びやすさ
1.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 42 kg | -3 |
| 幅 | 1357 mm | -0.5 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
7.9| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | GrandTouch-E (grade 7) | +4.2 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | 192 音 | +1.2 |
| 音源モデリング | Yamaha CFX (VRM Lite) | +0.5 |
| 鍵盤表面 | simulated-ebony-ivory | +0.5 |
Yamaha YDP-166 レビュー総評
Yamaha YDP-166のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
YDP-166は、YDP-165と寸法・42 kg・Yamaha CFXの音・アンプ出力が同じ据置型です。変わったのは鍵盤、Bluetooth、スピーカーの3点で、鍵盤はエスケープメント付きのGrandTouch-Eになりました。
メリット
- • GrandTouch-E鍵盤。エスケープメント付きで、鍵盤は象牙調・黒檀調仕上げ
- • Bluetoothオーディオ/MIDIに対応。スマートフォンの音を本体で鳴らせ、Smart Pianistもケーブルなしでつながる
- • 12 cmスピーカー×2にディフューザーグリルを新たに装備。高音域を部屋に広く届ける狙いとヤマハは説明している
- • Yamaha CFXの音とVRM Liteを搭載。同時に出せる音の数は192音、音色は10種類
- • ヘッドホン端子は6.3 mmの標準端子が2つ。ステレオフォニックオプティマイザーでヘッドホン練習にも配慮
- • レッスン曲303曲とクラシック名曲50曲を内蔵。2トラック録音、メトロノーム、移調、デュアル、デュオを備える
- • 3本ペダル(ダンパーはハーフペダル対応)。国内版は高低自在椅子とヘッドホンが付属
デメリット
- • ライン出力・AUX端子はなく、外部アンプにつなぐ使い方には向かない
- • 同時に出せる音の数192音と音色10種類は、YDP-165から変わっていない
- • アンプは20 W×2・2スピーカーのまま。ディフューザーは音の広がり方を変えるもので、音量の余裕が増えるわけではない
- • GrandTouch-EとCLP-800シリーズのGrandTouch-Sの違いはヤマハが公表しておらず、仕様だけでは差を判断できない
- • 奥行422 mmの標準的な据置型。奥行を抑えたい場合は、同じ鍵盤のYDP-S56(309 mm)が候補になる
YDP-166は、新しい方向を打ち出した機種ではなく、要点を絞った改良です。寸法、重さ、CFXの音、同時に出せる音の数、音色数、アンプ出力はYDP-165と同じです。変わったのは、エスケープメント付きのGrandTouch-E鍵盤、Bluetoothオーディオ/MIDI、ディフューザー付きスピーカーの3点です。ヘッドホンで練習し、アプリも使う家庭の本格的な一台としては、手を入れるべき所に手が入った世代と言えます。外部出力や音色の幅を求める場合はこの改良では解決しないため、Clavinovaと比べるのが妥当です。
Yamaha YDP-166 の評価ポイント
Yamaha YDP-166 の鍵盤・タッチ
GrandTouch-Eは、今回のアリウスに合わせてヤマハが新しく開発した鍵盤です。アリウスではYDP-166とYDP-S56の2機種が搭載しています。仕様には象牙調・黒檀調仕上げとエスケープメントが明記されています。エスケープメントは、グランドピアノをごく弱く弾いたときに、鍵盤の底の手前で感じる小さな手応えを再現する仕組みです。前のYDP-165はGH3鍵盤で、仕上げは同じですが、エスケープメントの記載はありませんでした。鍵盤の重さやセンサー数は公表されていないため、店頭でGH3やGrandTouch-Sの機種と弾き比べると判断しやすくなります。
Yamaha YDP-166 が向いている人
ピアノらしいキャビネットと3本ペダルを備えた一台を、自宅での毎日の練習に使いたい方に向きます。子どものレッスン用にも、大人の再開にも合う構成です。ヘッドホンで練習し、タブレットで楽譜やアプリを使う家庭では、Bluetoothの追加が効いてきます。設置場所の奥行が限られるならYDP-S56を、音色の数や外部出力を求めるならClavinovaを比べるほうが現実的です。
Yamaha YDP-166 を買う前に知っておきたいこと
Bluetoothは購入前に確認しておくと確実です。ヤマハ米国サイトの仕様では、Bluetoothオーディオ/MIDIに「地域により異なる」との注記があり、国や地域によっては搭載されない場合があります。国内サイトの仕様では、オーディオ(受信)とMIDI(送受信)が注記なしで記載されています。付属品も地域で異なり、国内版は高低自在椅子とヘッドホンが付きますが、米国サイトでは椅子は地域によって付かない扱いです。本体は幅1,357 mm、奥行422 mm、高さ849 mmで、譜面立てを立てると1,003 mmになります。ヤマハの国内サイトではYDP-165が生産完了品になっており、在庫品と比べる場合の違いは鍵盤、Bluetooth、スピーカーの3点です。
デモ動画
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メーカー公式チャンネルおよび信頼できるレビュアーの動画のうち、機種に適したものが見つかり次第こちらに表示します。
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | GrandTouch-E |
| 同時に出せる音の数 | 192 音 |
| 音色数 | 10 |
| 重量 | 42 kg |
| スピーカー | 40W (×2) |
| Bluetooth | Audio + MIDI |
| 鍵盤の表面仕上げ | Simulated Ebony Ivory |
| 音源方式 | Yamaha CFX (VRM Lite) |
| ヘッドホン端子の数 | 2 |
| ヘッドホン端子の種類 | 6.3mm, 6.3mm |
| ヘッドホン音質補正 | あり |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | なし |
| レッスン機能 | あり |
| スマートフォン・アプリ連携 | あり |
| 録音機能 | あり |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 303 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1357×422×849 mm |
| スタンド付属 | あり |
| ペダル付属 | あり |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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他モデルとの比較
YDP-166 vs HP-701
HP-701は夜間練習のスコアが上回ります。YDP-166の方が¥11,000安いです。静かな練習環境を重視するならHP-701が候補になります。
Roland HP-701 →YDP-166 vs YDP-S56
YDP-S56は持ち運びのスコアが上回ります。YDP-S56の方が¥8,800安いです。持ち運びやすさを重視するならYDP-S56が候補になります。
Yamaha YDP-S56 →YDP-166 vs CX102
YDP-166はタッチのリアルさのスコアが上回ります。一方、CX102は持ち運びのスコアが上回ります。CX102の方が¥63,800安いです。リアルなタッチを重視するならYDP-166が候補になります。
Kawai CX102 →1対1で比べる
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このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
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- メーカー公式 公式プレスリリース ×2 公開スペックシート ×3 正規取扱店
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メーカー公式の世代交代
メーカーが公式にこの機種の次世代機・前モデルとして位置付けた機種です。
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