Roland V-STAGE 88 レビュー
4つの音源を独立したパネルで扱う、ステージ用途に振り切った88鍵
スコア
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スコア算出の根拠
初心者向け
1.9| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 0.5 |
| レッスン機能 | なし | +0 |
| アプリ連携 | なし | +0 |
| Bluetooth MIDI | なし | +0 |
| 録音 | なし | +0 |
| 練習の基本機能(メトロノーム・移調・レイヤー/スプリット) | あり | +0.6 |
| スタンド付属 | なし | +0 |
| ダンパーペダル付属 | なし | +0 |
| 内蔵曲 | 0 | +0 |
| 音色の豊富さ | 400 音色数 | +0.8 |
夜間練習向け
4.7| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 1.0 |
| ヘッドホン端子数 | 1 | +1.3 |
| ヘッドホン端子タイプ | 6.3mm | +0.9 |
| ヘッドホン最適化 | なし | +0 |
| Bluetooth Audio | なし | +0 |
| ライン出力 | あり | +0.4 |
| ヘッドホン接続時のスピーカー消音 | あり | +0.7 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Weighted hammer action (escapement, Ivory Feel) | +0.4 |
持ち運びやすさ
3.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 21.8 kg | -1.5 |
| 幅 | 1331 mm | -0.5 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
6.7| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Weighted hammer action (escapement, Ivory Feel) (grade 7) | +4.2 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | — | +0 |
| 音源モデリング | V-Piano modelling + SuperNATURAL E.Piano + Virtual ToneWheel + ZEN-Core | +0.5 |
| 鍵盤表面 | ivory-feel | +0.5 |
Roland V-STAGE 88 レビュー総評
Roland V-STAGE 88のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
V-STAGE 88は、ピアノ・エレピ・オルガン・シンセの4エンジンをそれぞれ専用の操作部で扱うステージ機です。スピーカーは持たず、同梱品もほぼありません。
メリット
- • 4つのエンジンが独立し、それぞれに専用の操作部がある。曲中の音色切り替えで階層メニューに潜らずに済む
- • アコースティックピアノ音源はV-Pianoのモデリング技術がベース。コンサートグランド2種、アップライト、フェルトピアノを収録し、Piano Designerで追い込める
- • 主出力はXLRバランスと6.3 mm TRSの両方を備え、さらにバランスのサブ出力を2系統持つ
- • XLRのマイク入力に専用ボリュームと専用リバーブ・MFX、ボコーダーが付く。弾き語りでも卓側の負担が減る
- • 512個のScene、128個のScene Chain、自動保存のEX Sceneを8個備え、長い本番の曲順管理に耐える
- • ZEN-Coreは400音色以上を内蔵し、Roland Cloud経由で拡張できる。JUPITER-8、JUNO-106、JX-8P、SH-101のModel Expansionは登録者に無償
- • ペダル端子が4系統(ホールド+コントロール3)。USB-Cはクラスコンプライアントでドライバーが要らない
デメリット
- • スピーカーを持たないため、アンプかヘッドホンがないと音が出ない
- • Bluetoothはオーディオ・MIDIとも非対応。もっと安い機種でも当たり前になっている装備が無い
- • 同梱品は取扱説明書と電源コードのみ。スタンド、ペダル、ケースはすべて別途になる
- • オーディオの録音機能が無く、演奏を残すには外部機材かパソコンが要る
- • 21.8 kg・幅1331 mmで、持ち運ぶ機種としては重い部類。運搬は二人がかりを想定したい
- • ローランドは同時に出せる音の数を公表していない。4エンジンを重ねたときの余裕を数字で確認できない
ステージ機材としての物差しで見るべき一台です。4エンジンの独立操作、バランス出力、マイク入力、Sceneの管理と、現場で必要になる要素は揃っています。スピーカーもBluetoothも録音機能も付属品も無いのは、用途を絞った結果と読めますが、家庭で気軽に弾く機種ではありません。ピアノを軸に置きつつオルガンやシンセも1台でまかないたいなら、候補に入れやすい構成です。鍵盤の重さよりオルガン適性を優先するなら、76鍵版の方が妥当でしょう。
Roland V-STAGE 88 の評価ポイント
Roland V-STAGE 88 の鍵盤・タッチ
ローランドはこの鍵盤に名称を付けていません。仕様に書かれているのは、エスケープメント付きの88鍵ハンマーアクションと、Ivory Feelの鍵盤表面という点だけです。PHA-4やPHA-50とは書かれていないため、既存の鍵盤と同じものと決めつけない方が安全です。読み取れる方向性は明確で、打鍵の底近くで抵抗が抜けるエスケープメントと、湿気を吸う白鍵表面を備えます。アコースティックから移る奏者を想定した作りと言えます。76鍵版はセミウェイテッドのウォーターフォール鍵盤とチャンネルアフタータッチで、狙いが逆になります。
Roland V-STAGE 88 が向いている人
1台でピアノ、エレピ、オルガン、シンセをまかない、現場に持ち出す方に向いた一台です。レッスン機能もスピーカーも付属ペダルも無いため、これから練習を始める方の最初の一台には向きません。
Roland V-STAGE 88 の音・スピーカー
4つのエンジンは1つの音源の使い分けではなく、それぞれ別系統です。ピアノはV-Pianoのモデリング技術、エレピは最新のSuperNATURALで、Tine、Reed、Digital、Clavinetと専用エフェクトを持ちます。オルガンはVirtual Tone Wheel技術による3パート構成のコンソール型に加え、トランジスタ系2種とパイプオルガンを収録。シンセ側はZEN-Coreが担当します。エフェクトは16系統・93種のマルチエフェクトに、コーラス9種、リバーブ7種、マスターコンプとEQが加わります。
Roland V-STAGE 88 を買う前に知っておきたいこと
ローランドはこの機種をRD-2000の後継とは位置づけておらず、RD-2000 EXは現行機として併売されています。接続はMIDI INと2系統のMIDI OUT/THRU、USBメモリー端子、A-49やA-PROをつなぐUSB端子2系統を備え、機材の中心に置ける構成です。パネルは4.3インチのグラフィックLCDに、アサイン可能なホイール2つとスイッチ2つ。ヘッドホン端子は1系統だけなので、2人で同時に聴くには分配器が必要になります。
デモ動画
この機種の動画は準備中です
メーカー公式チャンネルおよび信頼できるレビュアーの動画のうち、機種に適したものが見つかり次第こちらに表示します。
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | Weighted hammer action (escapement, Ivory Feel) |
| 同時に出せる音の数 | — |
| 音色数 | 400 |
| 重量 | 21.8 kg |
| スピーカー | — |
| Bluetooth | なし |
| 鍵盤の表面仕上げ | Ivory Feel |
| 音源方式 | V-Piano modelling + SuperNATURAL E.Piano + Virtual ToneWheel + ZEN-Core |
| ヘッドホン端子の数 | 1 |
| ヘッドホン端子の種類 | 6.3mm |
| ヘッドホン音質補正 | なし |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | あり |
| レッスン機能 | なし |
| スマートフォン・アプリ連携 | なし |
| 録音機能 | なし |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 0 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1331×353×143 mm |
| スタンド付属 | なし |
| ペダル付属 | なし |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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他モデルとの比較
V-STAGE 88 vs Grandstage X
Grandstage Xは初心者向き・コスパのスコアが上回ります。Grandstage Xの方が¥177,200安いです。初心者向きの機能を重視するならGrandstage Xが候補になります。
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RD-2000 EXは初心者向き・タッチのリアルさ・コスパのスコアが上回ります。RD-2000 EXの方が¥176,000安いです。初心者向きの機能を重視するならRD-2000 EXが候補になります。
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このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
- 最終確認日
- 参照したデータ
- メーカー公式 ×2 公式プレスリリース
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