1st Note

Kawai

Kawai MP11SE レビュー

カワイ上位グレードの木製鍵盤を搭載したステージピアノ

88 鍵盤数 33.5 kg Grand Feel III 上級者
ランキングTOP10入り タッチの本格度 #8
よく比較される機種 Roland RD-2000 EX Kawai MP7SE
Kawai MP11SE
画像出典: Amazon.co.jp(Amazonアソシエイト・プログラム経由)

スコア

5.6 6.0 3.0 9.4 4.8 初心者向け 夜間練習向け 持ち運びやすさ タッチの本格度 コスパ

初心者向け

5.6

夜間練習向け

6.0

持ち運びやすさ

3.0

タッチの本格度

9.4

コスパ

4.8

販売サイト

メーカー希望小売価格

¥330,000

販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。

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スコア算出の根拠

初心者向け

5.6
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 3.0
レッスン機能 なし +0
アプリ連携 なし +0
録音 あり +1
メトロノーム あり +0.5
トランスポーズ あり +0.3
レイヤー / スプリット あり +0.3
内蔵曲 0 +0
音色の豊富さ 40 音色数 +0.5

夜間練習向け

6.0
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 2.0
ヘッドホン端子数 2 +2
ヘッドホン端子タイプ 6.3mm, 6.3mm +1
ヘッドホン最適化 なし +0
鍵盤アクションの静音性 Grand Feel III +0
音量調整 あり +1
Bluetooth Audio なし +0

持ち運びやすさ

3.0
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 5.0
重量 33.5 kg -1.5
1446 mm -0.5
電池駆動 なし +0
折りたたみ なし +0
鍵盤数 88 鍵盤数 +0

タッチの本格度

9.4
評価項目 この機種の仕様 加点
鍵盤アクション品質 Grand Feel III (grade 9) +5.4
鍵盤数 88 鍵盤数 +1.5
同時発音数 256 音 +1.5
音源モデリング Harmonic Imaging XL +0.5
鍵盤表面 ivory-feel +0.5

この数字はどう計算しているか — 評価方法を読む

Kawai MP11SE レビュー総評

Kawai MP11SEのレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。

グランドピアノの弾き心地を追求したGrand Feel III木製鍵盤を搭載。プロのステージ演奏者のために作られた、カワイのフラッグシップステージピアノです。

メリット

  • Grand Feel III鍵盤 — 本物の木製鍵盤と象牙調表面でグランドピアノの弾き心地
  • 同時に出せる音の数256音 — ステージでペダルを踏みっぱなしでも安心
  • SK-EXやEXコンサートグランドを含む40種類の高品質音色
  • 6.3mmヘッドホン端子×2でリハーサル時のモニタリングに対応
  • ライン出力端子でPAシステムや録音機器と直接接続
  • 豊富なMIDI機能で複雑なステージセットアップに対応

デメリット

  • 33.5kgと非常に重く、運搬にはケースと人手が必要
  • スピーカー非搭載 — 外部アンプ・PAが必須
  • Bluetooth非搭載 — すべて有線接続のみ
  • 高価格帯で趣味のプレイヤーには手が出しにくい

MP11SEは「アコースティックグランドが使えない場面で、本物に近いタッチを提供する」という一点に全力を注いだ製品です。Grand Feel III木製鍵盤の弾き心地は、デジタルピアノという枠を超えています。40種類の音色も優秀で、SK-EXのサンプリングは業界でも上位の評価を受けています。重さとスピーカー非搭載という制約はありますが、ツアーやレコーディング、ステージ演奏を日常的に行うプロフェッショナルにとって、毎晩のステージで信頼できるパートナーです。

Kawai MP11SE の評価ポイント

Kawai MP11SE の鍵盤・タッチ

Grand Feel III鍵盤はカワイのトップクラスのアクションです。プラスチックに木を貼ったものではなく、本物の長い木製鍵盤がグランドピアノのように支点から動きます。象牙調の表面は指にしっかりなじみ、各鍵盤のカウンターウェイトにより最弱音でも正確に反応します。レットオフの感触もはっきりしていて、弾いた瞬間に「これはグランドピアノだ」と感じられるアクションです。

Kawai MP11SE が向いている人

ライブ演奏を定期的に行うプロのピアニストや、鍵盤のタッチに一切の妥協を許さない上級者のための一台です。他のステージピアノを弾いて「やっぱりグランドピアノと違う」と感じた方に。33.5kgの重さを受け入れられる環境(運搬スタッフやしっかりしたケース)があり、PAシステムやモニター環境が整っている方向けです。

デモ動画

出典: Alamo Music Center YouTubeで見る ↗

スペック

鍵盤数 88
鍵盤アクション Grand Feel III
同時に出せる音の数 256 音
音色数 40
重量 33.5 kg
スピーカー
Bluetooth なし

スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →

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推奨アクセサリー

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スタンド

スタンド別売

スタンドが付属しない場合は、別途X型スタンドや据え置き型の専用スタンドが必要です。

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ヘッドホン

練習には、周囲への音漏れが少なく低音がしっかり聞こえる密閉型ヘッドホンが適しています。

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サステインペダル

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椅子

高さが調整できるピアノ専用の椅子は、正しい姿勢を保ち、長時間の練習でも疲れにくくなります。

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推奨 軽いV字 3.5mm(6.3mm変換アダプタ付属) 大人・プロ向け
音 4.0 コスパ 4.7 51Ω 245g
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ネット上の評価まとめ

価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。

カワイ MP11SE は、本物の長い木製鍵盤を使う Grand Feel 鍵盤を搭載したフラッグシップのステージピアノです。海外の専門レビューや所有者の声では、「ステージピアノで最も本物のグランドに近いタッチ」と鍵盤を高く評価する声が中心で、一方で約33.5kgという重さ、音色数の少なさ、操作メニューの分かりにくさを欠点として挙げる指摘が繰り返し見られます。

高く評価されている点

  • ステージピアノで上位クラスの木製鍵盤タッチ

    プラスチックに木を貼ったものではなく、アコースティックと同じくらい長い本物の木製鍵盤を使う点が評価されています。3センサーにより同音連打の反応もよく、「学校で弾いたカワイのグランドと同じ感触」という所有者の声もあります。

  • 光学式センサーの3本ペダルとモニタリング環境

    段階的に効く光学式の3本ペダルにより、アコースティックに近いペダル表現ができるという評価です。6.3mmヘッドホン端子が2つあり、リハーサル時の確認にも使えます。

  • SK-EXやEX由来の質感あるピアノ音

    Harmonic Imaging XL音源によるピアノ音は、長めのサンプリングで質感があるとされ、業界でも上位の評価を受けています。動作音が静かで作りが堅牢という指摘もあります。

気をつけたい点・批判的な意見

  • 約33.5kgと非常に重い

    長い木製鍵盤と金属筐体のため本体が重く、頻繁な運搬には人手やしっかりしたケースが必要という指摘が多く見られます。日常的に持ち運ぶ用途には向きにくいと言えます。

  • 音色数は40と控えめ

    ピアノのタッチに特化した設計のため、競合機と比べると音色数が少なめです。多彩な音色を求める用途には物足りないという声があります。

  • 操作メニューが分かりにくい

    録音や音色保存、起動時設定の変更などは手順が分かりにくく、説明書が必要になりやすいという指摘があります。

  • スピーカー非搭載・Bluetooth非搭載

    本体にスピーカーがなく、外部アンプやPAが前提です。仕様上 Bluetooth にも対応せず、接続はすべて有線になります。

ソース別の傾向

  • 海外の専門レビューサイト

    Digital Piano Review Guide などの専門サイトでは、木製鍵盤のタッチを最大の長所として高く評価しつつ、重さ・音色数・価格を現実的に整理する論調が中心です。

  • 比較レビュー(対 ローランド RD-2000 等)

    上位ステージピアノ同士の弾き比べでは、MP11SE はタッチの本格度で評価される一方、音色の幅や運搬性では他機が有利とされることがあります。

  • 所有者・販売店のレビュー

    所有者の声では「他機が安っぽく感じるほどのタッチ」という高評価がある一方、価格の高さを率直に挙げる意見も見られます。

まとめ

総合すると、MP11SE は「アコースティックグランドが使えない場面で、本物に近いタッチを提供する」という一点で高い評価を集めるステージピアノです。Grand Feel 鍵盤の弾き心地と光学式ペダル、SK-EX由来の音が中心的な評価点になります。一方で、約33.5kgの重さ、40音色という構成、分かりにくいメニュー、高めの価格は購入前に踏まえておきたい点です。タッチに一切妥協したくないプロや上級者で、運搬と外部音響の環境が整っている方に向いた一台です。

星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。

このページの根拠と透明性

このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について

最終確認日
参照したデータ
公開スペックシート

5軸スコアの計算式(評価方法)

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