Kawai CA-701 レビュー
カワイのフラッグシップ据置型 — 上位グレードの鍵盤とOnkyo共同開発スピーカーの融合

スコア
販売サイト
メーカー希望小売価格
¥352,000
販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。
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スコア算出の根拠
初心者向け
10.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 3.0 |
| レッスン機能 | あり | +1.5 |
| アプリ連携 | あり | +1.5 |
| 録音 | あり | +1 |
| メトロノーム | あり | +0.5 |
| トランスポーズ | あり | +0.3 |
| レイヤー / スプリット | あり | +0.3 |
| 内蔵曲 | 176 | +1.5 |
| 音色の豊富さ | 96 音色数 | +0.5 |
夜間練習向け
8.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 2.0 |
| ヘッドホン端子数 | 2 | +2 |
| ヘッドホン端子タイプ | 6.3mm, 3.5mm | +1.5 |
| ヘッドホン最適化 | あり | +1.5 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Grand Feel III | +0 |
| 音量調整 | あり | +1 |
| Bluetooth Audio | あり | +0.5 |
持ち運びやすさ
1.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 76 kg | -3 |
| 幅 | 1370 mm | -0.5 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
9.2| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Grand Feel III (grade 9) | +5.4 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | 256 音 | +1.5 |
| 音源モデリング | SK-EX Rendering + SK-5 Rendering | +0.5 |
| 鍵盤表面 | wood | +0.3 |
Kawai CA-701 レビュー総評
Kawai CA-701のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
Grand Feel III木製鍵盤と136W Onkyoスピーカー、2台のコンサートグランド音源を搭載。デジタルピアノで到達できる上位グレードがここにあります。
メリット
- • Grand Feel III木製鍵盤 — カウンターウェイト搭載、CA-501と同じカワイ上位グレードのアクション
- • 136W・6スピーカー Onkyo共同開発システム — CA-501の100Wより明らかに深く豊かな低音
- • SK-EXとSK-5の2つのコンサートグランド音源 — 9フィートのシゲル・カワイと6フィートのパーラーグランドを収録
- • 96音色 — 上質なエレクトリックピアノ、合唱パッド、オーケストラ音色まで充実
- • ヘッドホン端子2系統+空間音響最適化 — ヘッドホンでも広がりのあるリアルな音場
- • Bluetoothオーディオ+MIDI — PianoRemoteアプリでバーチャルテクニシャンの調整が可能
- • 同時に出せる音の数256音 — ペダルを踏みっぱなしにするショパンのエチュードでも音が途切れない
デメリット
- • 76kg — 完全な家具。気軽に模様替えで動かせる重さではない
- • CA-501より価格が高いが、鍵盤は同じGrand Feel III — 価格差の大部分はOnkyoスピーカーと追加音色
- • ライン出力端子がない — この価格帯で、外部オーディオや録音機器につなぎたい方には不便
CA-701は、カワイが作るデジタル据置型ピアノの上位機です。ヤマハCLP-785やローランドLX-708と真っ向から競合する実力があります。検討のポイントは「CA-501との価格差に見合う価値があるか」です。ヘッドホンで弾くことが多い方は、正直なところCA-501で十分です。鍵盤は同じですから。でもスピーカーで弾く方、それも10畳以上のリビングで弾く方なら、Onkyoシステムの深みと広がりは価格差以上の満足感があります。SK-EXとSK-5の2つの音源が生む温かみと奥行きは、じっくり聴くほどに違いが分かります。一度買えば何十年と使える、そういうピアノです。
Kawai CA-701 の評価ポイント
Kawai CA-701 の鍵盤・タッチ
Grand Feel IIIの鍵盤アクションはCA-501と同一です。木製の長い鍵盤にカウンターウェイトが入り、段階的な重さの変化と、グランドピアノ特有の「カクッ」とハンマーが離れる感触(レットオフ)まで再現しています。CA-701が違うのは鍵盤ではなく、音の出口です。Onkyo設計のアンプとスピーカーが、同じタッチから、より立体的で倍音の豊かな音を引き出します。特に低音域の響きは、CA-501との差を感じられる部分です。
Kawai CA-701 が向いている人
中級以上の演奏力があり、リビングに置ける最上位クラスの電子ピアノを求めている方。ヘッドホンだけでなくスピーカーでも弾くことが多く、部屋に響く音の質にこだわりたい方。お客様の前で弾く機会がある方。あるいは、才能のあるお子さんやお孫さんに「本物のコンサートグランドの音」を聴かせてあげたい方へ。
デモ動画
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | Grand Feel III |
| 同時に出せる音の数 | 256 音 |
| 音色数 | 96 |
| 重量 | 76 kg |
| スピーカー | 136W (×6) |
| Bluetooth | Audio + MIDI |
| 鍵盤の表面仕上げ | Wood |
| 音源方式 | SK-EX Rendering + SK-5 Rendering |
| ヘッドホン端子の数 | 2 |
| ヘッドホン端子の種類 | 6.3mm, 3.5mm |
| ヘッドホン音質補正 | あり |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | なし |
| レッスン機能 | あり |
| スマートフォン・アプリ連携 | あり |
| 録音機能 | あり |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 176 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1370×480×990 mm |
| スタンド付属 | あり |
| ペダル付属 | あり |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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ネット上の評価まとめ
価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。
カワイ CA-701 は、上位グレードの Grand Feel III 木製鍵盤と SK-EX Rendering 音源を備えた Concert Artist シリーズの据置型です。海外の専門レビューサイトを横断すると、「この価格帯では弾き心地の本物感が頭ひとつ抜けている」という評価が中心で、一方でライン出力の非搭載や、上位 CA-901 との差をどう見るかという指摘も見られます。
高く評価されている点
-
Grand Feel III 木製鍵盤の自然なタッチ
全鍵が木製で支点が長く、各鍵にバランスピンを持つ構造について、「グランドピアノに近いシーソー運動で、動きが滑らかで静か」という評価が共通します。同価格帯のローランドやヤマハと比べてもタッチの本物感で抜けている、という指摘が複数のレビューで見られます。
-
SK-EX Rendering による高解像度のピアノ音
シゲル・カワイ SK-EX を多数の録音とモデリングで組み立てる音源について、「細部まで透明感があり、グランドらしい立体感がある」という声が目立ちます。
-
改良されたスピーカーのバランス
天面の360度ディフューザーと下向きの低音用を組み合わせた6スピーカー構成について、「出力よりも各スピーカーのバランスが大きく良くなり、音の作りが上手い」という評価が挙がります。
-
反射を抑えたタッチスクリーンと操作性
新しいタッチスクリーンにアンチグレア処理が入り、「演奏中も見やすい」という声があります。ユーザーの要望を反映した改良として好意的に受け止められています。
気をつけたい点・批判的な意見
-
Rendering 音は重ねて鳴らせない
SK-EX Rendering は信号処理を占有するため、他の音色と重ねて鳴らすことはできない、という指摘があります。重ねたい場合は通常の音色モードを使う必要がある、と整理されています。
-
上位 CA-901 とのDAC構成の差
CA-701 はDACが1基で左右を同時に処理するのに対し、CA-901 は2基という違いが挙げられます。音の最終的な出口で上位機との差がある、という整理です。
-
重量とライン出力の非搭載
完全な家具の重さで気軽には動かせない点と、この価格帯でライン出力端子がなく外部機器接続にひと手間かかる点が指摘されます。鏡面仕上げは価格が上がる点を挙げる声もあります。
ソース別の傾向
-
海外の専門レビューサイト
Merriam Music、AZPianoReviews、Pianoo などでは、CA-701 を「同価格帯で弾き心地の本物感が際立つ据置型」と位置づけ、Grand Feel III と SK-EX Rendering の完成度を高く評価する論調が中心です。
-
比較レビュー(対 CA-901 / CA-501)
Bonners Music などの比較では、鍵盤は CA-901・CA-501 と共通とされ、CA-701 の価格差の多くはスピーカーや音源構成にある、という整理が見られます。
まとめ
総合すると、CA-701 は「リビングに置ける本格的な据置型で、弾き心地の本物感を重視する」中級以上の方から、海外レビューでも安定した評価を得ているモデルです。Grand Feel III の自然なタッチと SK-EX Rendering の音が中心的な評価点で、同価格帯では手堅い候補と言えます。一方でライン出力の非搭載や、Rendering 音を重ねられない点は前提として理解しておきたいところです。スピーカーの広がりや上位の音源構成まで求めるなら、CA-901 が比較候補になります。
星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。
このページの根拠と透明性
このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
- 最終確認日
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