Casio CT-X700 レビュー
ピアノではなく「音の遊び場」— 600音色でこの価格帯

スコア
販売サイト
メーカー希望小売価格
¥27,500
販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。
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スコア算出の根拠
初心者向け
8.6| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 3.0 |
| レッスン機能 | あり | +1.5 |
| アプリ連携 | なし | +0 |
| 録音 | あり | +1 |
| メトロノーム | あり | +0.5 |
| トランスポーズ | あり | +0.3 |
| レイヤー / スプリット | あり | +0.3 |
| 内蔵曲 | 160 | +1.5 |
| 音色の豊富さ | 600 音色数 | +0.5 |
夜間練習向け
6.0| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 2.0 |
| ヘッドホン端子数 | 1 | +1 |
| ヘッドホン端子タイプ | 3.5mm | +0.5 |
| ヘッドホン最適化 | なし | +0 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Non-weighted | +1.5 |
| 音量調整 | あり | +1 |
| Bluetooth Audio | なし | +0 |
持ち運びやすさ
9.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 4.7 kg | +3 |
| 幅 | 948 mm | +1 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 61 鍵盤数 | +0.5 |
タッチの本格度
1.3| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Non-weighted (grade 1) | +0.6 |
| 鍵盤数 | 61 鍵盤数 | +0.2 |
| 同時発音数 | 48 音 | +0 |
| 音源モデリング | AiX Sound Source | +0.5 |
| 鍵盤表面 | 標準 | +0 |
Casio CT-X700 レビュー総評
Casio CT-X700のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
はっきり言うと、CT-X700はピアノではありません。61鍵の軽い鍵盤に600もの音色を詰め込んだキーボードです。「音楽をちょっと試してみたい」という方には、これ以上コスパの良い選択肢はなかなかありません。
メリット
- • AiX音源搭載 — この価格帯ではカシオの上位音質、旧モデルから明らかに進化した豊かさ
- • 600音色内蔵 — ピアノ、オルガン、ギター、ドラム、シンセ、民族楽器まで網羅
- • 160曲のプリセット曲+レッスン機能(テンポを落としたり区間を繰り返して練習)
- • わずか4.7kg — お子さんでも持ち運べる軽さ
- • USB-MIDI対応 — パソコンに繋いでMIDIコントローラーとしても使える
- • レイヤー&スプリットで音色を重ねたり鍵盤を分割できる
デメリット
- • 鍵盤に重みがない — ピアノの弾き心地とはまったく別物で、指の力を鍛える用途には不向き
- • 61鍵のみ — 低音域と高音域が足りず、本格的なピアノ曲は弾けない
- • 同時に出せる音の数48音 — 複雑な曲では音が途切れる
- • Bluetooth非搭載 — 有線接続のみ
- • ヘッドホン端子は3.5mm×1 — 一般的な大型ヘッドホンには変換プラグが必要
CT-X700は「音楽を気軽に楽しみたい」方のための楽器です。AiX音源のおかげで、この価格帯としては音の出来が良いほうで、ピアノは妥当、オルガンは特に健闘しています。ただしこれはあくまで「キーボード」であって「ピアノ」ではありません。ピアノの曲をしっかり弾きたいなら、CDP-S110やヤマハP-145のような88鍵の重みのある鍵盤が候補になります。「難しいことは考えず、いろんな音で遊びたい」なら、このクラスでこの充実度はコスパが高い部類です。
Casio CT-X700 の評価ポイント
Casio CT-X700 の鍵盤・タッチ
バネ式の軽い鍵盤で、ピアノのようなハンマーの重みはありません。低音から高音まで同じ軽さで、抵抗感もほとんどなし。オルガンやシンセを弾くには問題ありませんが、ピアノの練習用としては不十分です。「ピアノらしい弾き心地」が必要なら、ハンマーアクション付きの88鍵モデルが候補になります。
Casio CT-X700 が向いている人
「音楽に興味はあるが、続くかどうか分からない」という方に向きます。子どもに楽器を触らせてみたい親御さん、あるいは本格的なピアノは別に持っていて、家で気軽にオルガンやシンセの音を楽しみたい方にも合います。ただし、クラシックピアノを本格的に学びたい方には向きません。鍵盤が軽すぎて、正しい指の使い方が身につきにくいからです。
デモ動画
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メーカー公式チャンネルおよび信頼できるレビュアーの動画のうち、機種に適したものが見つかり次第こちらに表示します。
スペック
| 鍵盤数 | 61 |
| 鍵盤アクション | Non-weighted |
| 同時に出せる音の数 | 48 音 |
| 音色数 | 600 |
| 重量 | 4.7 kg |
| スピーカー | 6W (×2) |
| Bluetooth | なし |
| 鍵盤の表面仕上げ | — |
| 音源方式 | AiX Sound Source |
| ヘッドホン端子の数 | 1 |
| ヘッドホン端子の種類 | 3.5mm |
| ヘッドホン音質補正 | なし |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | なし |
| レッスン機能 | あり |
| スマートフォン・アプリ連携 | なし |
| 録音機能 | あり |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 160 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 948×350×109 mm |
| スタンド付属 | なし |
| ペダル付属 | あり |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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他モデルとの比較
CT-X700 vs PSR-E373
PSR-E373は夜間練習・持ち運びのスコアが上回ります。CT-X700の方が¥5,500安いです。静かな練習環境を重視するならPSR-E373が候補になります。
Yamaha PSR-E373 →CT-X700 vs NP-35
CT-X700は持ち運び・コスパのスコアが上回ります。一方、NP-35はタッチのリアルさのスコアが上回ります。CT-X700の方が¥5,500安いです。持ち運びやすさを重視するならCT-X700が候補になります。
Yamaha NP-35 →CT-X700 vs CT-S300
CT-X700はタッチのリアルさのスコアが上回ります。一方、CT-S300は初心者向き・持ち運び・コスパのスコアが上回ります。CT-S300の方が¥5,500安いです。リアルなタッチを重視するならCT-X700が候補になります。
Casio CT-S300 →関連ガイド
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ネット上の評価まとめ
価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。
カシオ CT-X700 は、61鍵のアレンジャーキーボードです。鍵盤に重みのない軽いタッチで、ピアノというより「いろいろな音で遊ぶ」一台です。海外の専門レビューや所有者の声を横断すると、「この価格帯では驚きの AiX 音源の音」「軽くて気軽」という評価が中心で、一方で鍵盤が非ウェイテッドである点や機能の制限を冷静に指摘する声も見られます。
高く評価されている点
-
AiX 音源の音が価格を超えている
上位譲りの AiX 音源について、「ピアノやエレピの出来がこのクラスとしては優秀」「リバーブやコーラスなどの調整幅も広い」という声が目立ちます。旧型のカシオキーボードより音の密度が増した、という評価が中心です。
-
軽くて持ち運びやすく、スピーカーと電池前提でどこでも使える
4.7kg と軽く、内蔵スピーカーがあるため置いてすぐ鳴らせます。子どもでも動かせる気軽さが、入門用として手堅いと受け止められています。
-
USB MIDI コントローラーとしても使える
パソコンやタブレットにつないで MIDI キーボードとして使える点が、打ち込みや音楽制作の入門用途で歓迎されています。レッスン機能やプリセット曲も備わっています。
-
価格対効果が高い
「この価格帯の60音色クラスのキーボードとしては音質が頭ひとつ抜けている」という声が多く、コスパを重視しやすい一台という評価です。
気をつけたい点・批判的な意見
-
鍵盤に重みがなく、ピアノの練習には不向き
非ウェイテッド鍵盤のため、ピアノの弾き心地とはまったく別物です。「指の力や正しいタッチは身につきにくい」という指摘が定番で、ピアノを基礎から学ぶなら重みのある88鍵が候補になる、という整理が見られます。
-
ピッチベンドホイールがなく、レイヤー・スプリットの音量が個別に調整できない
上位の CT-X800 にあるピッチベンドホイールがなく、「とっさに手が伸びて見つからない」という声があります。重ねた音やスプリットした左右の音量を別々に調整できない点も惜しむ声が見られます。
-
61鍵・同時に出せる音の数48音・Bluetooth 非搭載
61鍵で低音域と高音域が足りず、本格的なピアノ曲には向きません。同時に出せる音の数は48音で複雑な演奏では音切れの可能性があり、無線接続にも対応しません。ヘッドホン端子は3.5mm×1のみです。
ソース別の傾向
-
海外の専門レビューサイト
MusicRadar などの専門サイトでは、価格に対する AiX 音源の音質を評価しつつ、ピッチベンドの省略やレイヤー音量の制限を冷静に整理する論調が中心です。
-
販売店のレビュー記事・動画
Sweetwater など販売店系のレビューでは、「入門用として音質と機能のバランスが良い」「軽くて扱いやすい」という実用面の評価が目立ちます。
まとめ
総合すると、CT-X700 は「気軽に多彩な音を楽しむ」ためのアレンジャーキーボードで、海外レビューでも価格に対する音質を評価する声が中心です。AiX 音源の出来と軽さ、コスパが評価点になります。一方で、これはピアノではなくキーボードであり、鍵盤に重みはありません。ピアノの曲をきちんと練習したいなら、同価格帯で重みのある CDP-S110 やヤマハ P-145 が候補になります。「難しいことは考えず、いろいろな音で遊びたい」方には、このクラスで考えやすい一台です。
星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。
実勢価格の推移
国内の主要ネットショップで定期取得した、実際の販売価格(在庫があるものの最安値の目安)です。メーカー希望小売価格とは別に、いま手に入る価格の動きを確認できます。
出典: Yahoo!ショッピング・楽天市場の掲載価格。JANコードで特定できた機種は正確一致、それ以外はキーワード一致で取得しています。バンドル品や中古を含む場合があり、目安としてご覧ください。
販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。
このページの根拠と透明性
このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
- 最終確認日
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