Dexibell VIVO H10 レビュー
マイク入力と32bit録音まで一台で完結する、イタリア製の据置型
スコア
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スコア算出の根拠
初心者向け
6.2| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 0.5 |
| レッスン機能 | なし | +0 |
| アプリ連携 | あり | +1.8 |
| Bluetooth MIDI | あり | +1 |
| 録音 | あり | +0.8 |
| 練習の基本機能(メトロノーム・移調・レイヤー/スプリット) | あり | +0.6 |
| スタンド付属 | あり | +0.5 |
| ダンパーペダル付属 | あり | +0.4 |
| 内蔵曲 | 0 | +0 |
| 音色の豊富さ | 125 音色数 | +0.6 |
夜間練習向け
6.6| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 1.0 |
| ヘッドホン端子数 | 2 | +2.2 |
| ヘッドホン端子タイプ | 6.3mm, 3.5mm | +1.4 |
| ヘッドホン最適化 | なし | +0 |
| Bluetooth Audio | あり | +0.8 |
| ライン出力 | あり | +0.4 |
| ヘッドホン接続時のスピーカー消音 | あり | +0.7 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Fatar TP/400 Wood | +0.1 |
持ち運びやすさ
1.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 55 kg | -3 |
| 幅 | 1420 mm | -0.5 |
| 電池駆動 | なし | +0 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
9.2| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Fatar TP/400 Wood (grade 9) | +5.4 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | 320 音 | +1.5 |
| 音源モデリング | T2L (True to Life) | +0.5 |
| 鍵盤表面 | wood | +0.3 |
Dexibell VIVO H10 レビュー総評
Dexibell VIVO H10のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
VIVO H10は、同じ音源と鍵盤を共有するH10シリーズのうち、アップライト型のキャビネットに収めた据置型です。同クラスの国産機と違うのは、マイク入力や32bit floatでの直接録音といった、弾いた音を残す側の装備が最初からそろっている点です。
メリット
- • Fatar TP-400 W鍵盤 — 木を使ったハイブリッド構造で、1鍵に3つの接点とエスケープメントを備え、表面は象牙調・黒檀調の仕上げ
- • 6.3 mmのマイク入力を音量とエフェクトの独立調整つきで搭載し、歌や他の楽器を本体のスピーカーから鳴らせる
- • USBメモリーへ48 kHz・32bit floatのWAVで直接録音でき、重ね録りにも対応。パソコンやオーディオインターフェースを挟まずに済む
- • T2L音源はサンプリングとモデリングを組み合わせ、PLATINUM音色3種を含む125音色を収録。SF2形式の音色データを自分で読み込める
- • 112 W・8スピーカーのバイアンプ構成。8.9 cmウーファー2基に、3.2 cmのニアフィールド用6基を組み合わせる
- • ヘッドホン端子は6.3 mmと3.5 mmの2系統で、挿すとスピーカーは自動で切れる。Bluetoothはオーディオ・MIDIの両対応
- • 同時に出せる音の数に上限を設けない設計で、320のオシレーターで構成されるとメーカーは説明している
- • 3本ペダルのキャビネットで、ダンパーはハーフペダル対応。共鳴のシミュレーションも備え、椅子とDX HF7ヘッドホンが同梱される
デメリット
- • レッスン機能も内蔵曲もないため、独学の道筋を楽器の側が示してくれることはない
- • ヘッドホン専用の音質補正や3Dモードは入っていない。夜の練習が中心なら、ヘッドホン側の選択で補うことになる
- • 専用アプリのX MUREはiPhone・iPad向けのみで、Android端末では使えない
- • 55 kgの3本ペダル付きキャビネットで、搬入と設置は業者に任せる前提になる
- • 日本にはDirigentという代理店があり取扱店も一定数あるが、国産メーカーに比べれば店舗数は限られ、中古市場での知名度も高くない
VIVO H10で目を引くのは、鍵盤でも音源でもありません。Fatar製の鍵盤は優秀ですが、同じものがH10シリーズの他の2機種にも載っています。この機種の性格を決めているのは周辺の装備のほうで、マイク入力、32bit floatでの直接録音、音色の読み込み、8基のバイアンプ構成という組み合わせは、同クラスの国産据置型では見かけにくいものです。その代わり、レッスン機能とヘッドホン補正はなく、販売店の数でも国産勢には及びません。弾くだけの一台なら国産機のほうが手堅いと言えます。弾いた音を残す前提で選ぶなら、この内容は価格対効果に見合うと思います。
Dexibell VIVO H10 の評価ポイント
Dexibell VIVO H10 の鍵盤・タッチ
Fatar TP-400 Wは、木を使ったハイブリッド構造の鍵盤です。1鍵につき3つの接点で打鍵を読み取り、グランドピアノの動きを模したエスケープメントを備えます。表面は象牙調と黒檀調の仕上げで、指の滑りを抑える狙いがあります。H10シリーズの3機種は、形の違うキャビネットに同じ鍵盤を積んでいます。タッチだけで選ぶのであれば、あとは設置場所と外観の好みで決めてよい、ということになります。
Dexibell VIVO H10 が向いている人
自宅で練習するだけでなく、録音したり歌と合わせたりする方に向いた一台です。据置型のキャビネットと3本ペダルは日常の練習のためのものですが、この機種をあえて選ぶ理由になるのはマイク入力と本体録音のほうです。逆に、これから始める方が独学の道筋を楽器に求めるのであれば、レッスン機能を持つ国産機のほうが手堅い選択になります。日本ではDirigentが代理店を務めているためサポートは受けられますが、輸入ブランドである以上、試弾できる店は国産メーカーほど多くありません。
Dexibell VIVO H10 の音・スピーカー
T2Lはサンプリングとモデリングを組み合わせた音源で、125音色のうち3つはPLATINUMと呼ばれる上位の音色です。SF2形式のファイルを読み込めるため、内蔵音色だけで完結しない使い方もできます。スピーカーは112 Wのバイアンプで8基構成。低音用のウーファー2基と、演奏者の耳に近い位置を担当する小口径6基という分担です。ダンパーペダルはハーフペダルに対応し、共鳴のシミュレーションも働くため、離鍵後の残り方が単純な入り切りのペダルとは違います。
Dexibell VIVO H10 を買う前に知っておきたいこと
録音は48 kHz・32bit floatのWAVで、USBメモリーへ直接書き出します。重ね録りができるので、伴奏を録ってから旋律を重ねるところまで一台で完結します。マイク入力は音量とエフェクトを独立して調整でき、ライン出力にも内蔵スピーカーとは別の音量調整があります。USB端子はパソコン接続用(デジタル音声の入出力も通ります)と、メモリーやMIDI機器をつなぐ用の2系統です。メトロノームはタップテンポに対応し、レイヤー、スプリット、4 Handsなどの分割モードも一通りそろっています。
デモ動画
この機種の動画は準備中です
メーカー公式チャンネルおよび信頼できるレビュアーの動画のうち、機種に適したものが見つかり次第こちらに表示します。
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | Fatar TP/400 Wood |
| 同時に出せる音の数 | 320 音 |
| 音色数 | 125 |
| 重量 | 55 kg |
| スピーカー | 112W (×8) |
| Bluetooth | Audio + MIDI |
| 鍵盤の表面仕上げ | Wood |
| 音源方式 | T2L (True to Life) |
| ヘッドホン端子の数 | 2 |
| ヘッドホン端子の種類 | 6.3mm, 3.5mm |
| ヘッドホン音質補正 | なし |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | あり |
| レッスン機能 | なし |
| スマートフォン・アプリ連携 | あり |
| 録音機能 | あり |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 0 |
| 電池駆動 | なし |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1420×385×787 mm |
| スタンド付属 | あり |
| ペダル付属 | あり |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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他モデルとの比較
VIVO H10 vs VIVO H10MG
VIVO H10は初心者向きのスコアが上回ります。一方、VIVO H10MGは夜間練習のスコアが上回ります。VIVO H10MGの方が¥88,000安いです。初心者向きの機能を重視するならVIVO H10が候補になります。
Dexibell VIVO H10MG →VIVO H10 vs CA-701
CA-701は初心者向き・夜間練習・コスパのスコアが上回ります。CA-701の方が¥286,000安いです。初心者向きの機能を重視するならCA-701が候補になります。
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GP-510は初心者向き・夜間練習・タッチのリアルさ・コスパのスコアが上回ります。GP-510の方が¥143,000安いです。初心者向きの機能を重視するならGP-510が候補になります。
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このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
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- メーカー公式 公式マニュアル 正規取扱店 ×2
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