Roland GO:PIANO88 (GO-88PX) レビュー
5.8 kgで電池も使える88鍵。GO:PIANO88の新しい方の一台
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スコア算出の根拠
初心者向け
5.8| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 0.5 |
| レッスン機能 | なし | +0 |
| アプリ連携 | あり | +1.8 |
| Bluetooth MIDI | あり | +1 |
| 録音 | あり | +0.8 |
| 練習の基本機能(メトロノーム・移調・レイヤー/スプリット) | あり | +0.6 |
| スタンド付属 | なし | +0 |
| ダンパーペダル付属 | なし | +0 |
| 内蔵曲 | 10 | +0.7 |
| 音色の豊富さ | 40 音色数 | +0.4 |
夜間練習向け
5.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 1.0 |
| ヘッドホン端子数 | 1 | +1.3 |
| ヘッドホン端子タイプ | 3.5mm | +0.5 |
| ヘッドホン最適化 | なし | +0 |
| Bluetooth Audio | あり | +0.8 |
| ライン出力 | なし | +0 |
| ヘッドホン接続時のスピーカー消音 | あり | +0.7 |
| 鍵盤アクションの静音性 | Semi-weighted | +1.2 |
持ち運びやすさ
8.5| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 基準点 | — | 5.0 |
| 重量 | 5.8 kg | +2 |
| 幅 | 1280 mm | +0 |
| 電池駆動 | あり | +1.5 |
| 折りたたみ | なし | +0 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +0 |
タッチの本格度
3.6| 評価項目 | この機種の仕様 | 加点 |
|---|---|---|
| 鍵盤アクション品質 | Semi-weighted (grade 2) | +1.2 |
| 鍵盤数 | 88 鍵盤数 | +1.5 |
| 同時発音数 | 64 音 | +0.4 |
| 音源モデリング | なし | +0 |
| 鍵盤表面 | ivory-feel | +0.5 |
Roland GO:PIANO88 (GO-88PX) レビュー総評
Roland GO:PIANO88 (GO-88PX)のレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。
GO-88PXは、ローランドがGO:PIANO88として並べて扱う2機種のうち、新しい方です。Bluetoothが5.0になり、USB-Cはオーディオ・MIDIともドライバー不要になった一方で、同時に出せる音の数は減っています。
メリット
- • 88鍵で5.8 kg。単三電池8本で6〜7時間ほど動くため、置き場所と持ち出しの自由度が高い
- • Bluetooth 5.0はオーディオとMIDIの両方に対応。USB-Cもオーディオ・MIDIともドライバー不要で使える
- • 無料のRoland Piano Appから、レッスン、スプリット位置、Piano Designerの設定を扱える。GM2の256音色もアプリ経由で使える
- • Speaker Auto Muteがあり、端子に何かをつないだときにスピーカーを鳴らすかどうかを選べる
- • Key Touchは5段階に固定設定を加えた構成で、打鍵の強さと音量の対応を合わせられる
- • Twin Pianoモードを備え、鍵盤を同じ音域に二分して並んで弾ける
デメリット
- • 同時に出せる音の数は64音。並売のGO-88Pの半分で、ペダルを使った重奏では音が消えやすい
- • 鍵盤はハンマー機構を持たない軽いタッチ。教則本を段階的に進める練習には力不足
- • スピーカーの口径は12×6 cmで、旧モデルの15×6 cmより小さい。出力も片側6 Wにとどまる
- • 3.5 mmの端子が1つだけで、ヘッドホン出力とライン出力を兼ねる。旧モデルの6.3 mm端子から変わり、大型のヘッドホンには変換プラグが要る。ヘッドホン向けの音の補正もない
- • ダンパーペダル、スタンド、ケースはいずれも別売。付属は譜面立てとACアダプターまで
スペックから見る限り、この機種はまず携帯性の一台で、ピアノとしての性格はその次に来ます。USB Type BからUSB-Cへの変更とBluetoothの5.0化は実質的な前進で、タブレットとの組み合わせは旧モデルより扱いやすくなりました。ただし同時に出せる音の数の半減、スピーカーの小型化、ヘッドホン端子が6.3 mmから3.5 mmになった点は、確かな後退です。軽いタッチも、この機種に頼める範囲の上限を決めています。狭い部屋や車に載せる前提で88鍵がほしいなら、選ぶ理由があります。ピアノの奏法を身につける目的なら、簡素なものでもハンマー鍵盤に予算を向ける方が現実的です。
Roland GO:PIANO88 (GO-88PX) の評価ポイント
Roland GO:PIANO88 (GO-88PX) の鍵盤・タッチ
Ivory Feelの箱型鍵盤で、打鍵の強弱は検知します。ただしハンマー機構はなく、低音から高音への重さの傾斜もありません。戻りはバネによる軽いもので、この構造だからこそ88鍵で5.8 kgに収まっています。Key Touchの5段階と固定設定は、打鍵の強さと音量の対応を変えるだけで、指に返る重さは変わりません。アコースティックやハンマー鍵盤の機種から移ると、その違いは調整で埋まる範囲を超えます。
Roland GO:PIANO88 (GO-88PX) が向いている人
気軽に弾きたい方、据置型が置けない部屋で88鍵がほしい方、そして持ち運ぶ用途に向いた一台です。電池駆動と5.8 kgという点が最大の理由になります。まだ教室に通っていないお子さんや、大人の入り口としても妥当です。一方、試験や発表会に向けて練習する方、アコースティックから移る方には、鍵盤のタッチが足りません。
Roland GO:PIANO88 (GO-88PX) の音・スピーカー
ローランドはこの機種の音源名を公表していないため、確かなのは音色の内訳までです。本体には40音色があり、ピアノ10、エレクトリックピアノ10、オルガン10、ドラムセットを含むその他10という構成です。GM2の256音色はRoland Piano App経由でのみ扱えます。出力は片側6 Wで、12×6 cmのスピーカーを2つ備えます。自宅の練習には足りますが、合奏の伴奏に持ち出す規模ではありません。ヘッドホンやミキサーにつなげば、スピーカーの制約は外れます。
Roland GO:PIANO88 (GO-88PX) を買う前に知っておきたいこと
ローランドはGO-88PXを、見た目と操作性を整えた新しいモデルと説明しています。従来のGO-88Pも現行品として併売されており、置き換えではありません。公表スペックで比べると、Bluetoothは4.0から5.0へ上がり、パソコンとつなぐ端子はUSB Type BからUSB-Cに変わって、オーディオ・MIDIともドライバー不要で使えます。Bluetoothでの音声伝送とMIDIは旧モデルも備えており、新しく加わった機能ではありません。その代わり、同時に出せる音の数は128音から64音へ、スピーカーの口径も小さくなり、ヘッドホン端子は6.3 mmからライン出力兼用の3.5 mmへ変わりました。電池も単一6本から単三8本になっています。本体側にはSMF形式で1曲の録音、13種のリズムを持つメトロノーム、-6〜+5のトランスポーズ、内蔵曲10曲があります。デュアル(重ね)は本体で操作でき、スプリットはアプリ側の設定です。本体にレッスン機能はなく、その役割はアプリが担います。
デモ動画
この機種の動画は準備中です
メーカー公式チャンネルおよび信頼できるレビュアーの動画のうち、機種に適したものが見つかり次第こちらに表示します。
スペック
| 鍵盤数 | 88 |
| 鍵盤アクション | Semi-weighted |
| 同時に出せる音の数 | 64 音 |
| 音色数 | 40 |
| 重量 | 5.8 kg |
| スピーカー | 12W (×2) |
| Bluetooth | Audio + MIDI |
| 鍵盤の表面仕上げ | Ivory Feel |
| 音源方式 | — |
| ヘッドホン端子の数 | 1 |
| ヘッドホン端子の種類 | 3.5mm |
| ヘッドホン音質補正 | なし |
| USB MIDI | あり |
| ライン出力 | なし |
| レッスン機能 | なし |
| スマートフォン・アプリ連携 | あり |
| 録音機能 | あり |
| メトロノーム | あり |
| 移調(トランスポーズ) | あり |
| 音の重ね合わせ・分割 | あり |
| 内蔵曲数 | 10 |
| 電池駆動 | あり |
| 折りたたみ | なし |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 1280×276×84 mm |
| スタンド付属 | なし |
| ペダル付属 | なし |
スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →
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このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について
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