1st Note

Kawai

Kawai NV-5S レビュー

本物のグランドピアノハンマーを、アップライト型に。ハイブリッドの到達点

88 鍵盤数 89 kg Grand Feel III Bluetooth 上級者
Kawai NV-5S
画像出典: Amazon.co.jp(Amazonアソシエイト・プログラム経由)

スコア

10.0 8.5 1.5 9.2 7.3 初心者向け 夜間練習向け 持ち運びやすさ タッチの本格度 コスパ

初心者向け

10.0

夜間練習向け

8.5

持ち運びやすさ

1.5

タッチの本格度

9.2

コスパ

7.3

販売サイト

メーカー希望小売価格

¥825,000

販売価格は変動するため、最新価格は販売サイトで確認してください。

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スコア算出の根拠

初心者向け

10.0
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 3.0
レッスン機能 あり +1.5
アプリ連携 あり +1.5
録音 あり +1
メトロノーム あり +0.5
トランスポーズ あり +0.3
レイヤー / スプリット あり +0.3
内蔵曲 371 +1.5
音色の豊富さ 96 音色数 +0.5

夜間練習向け

8.5
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 2.0
ヘッドホン端子数 2 +2
ヘッドホン端子タイプ 6.3mm, 3.5mm +1.5
ヘッドホン最適化 あり +1.5
鍵盤アクションの静音性 Grand Feel III +0
音量調整 あり +1
Bluetooth Audio あり +0.5

持ち運びやすさ

1.5
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 5.0
重量 89 kg -3
1445 mm -0.5
電池駆動 なし +0
折りたたみ なし +0
鍵盤数 88 鍵盤数 +0

タッチの本格度

9.2
評価項目 この機種の仕様 加点
鍵盤アクション品質 Grand Feel III (grade 9) +5.4
鍵盤数 88 鍵盤数 +1.5
同時発音数 256 音 +1.5
音源モデリング SK-EX Rendering +0.5
鍵盤表面 wood +0.3

この数字はどう計算しているか — 評価方法を読む

Kawai NV-5S レビュー総評

Kawai NV-5Sのレビューとして、公開スペックから分かる強み、注意点、練習用途での使いやすさを整理します。

Novus NV-5Sは、アップライト型の美しいキャビネットの中に、本物のグランドピアノのハンマー機構を搭載。デジタルの便利さと、アコースティックの弾き心地を両立した、他にあまり例のないハイブリッドピアノです。

メリット

  • 本物のグランドピアノ・ハンマー機構 — シミュレーションではなく、カワイのアコースティックグランドと同じ木製ハンマーが実際に動く
  • Grand Feel III木製鍵盤+カウンターウェイト — カワイ上位グレードのデジタル鍵盤と、本物の機械式アクションの組み合わせ
  • 150W・6スピーカー(Onkyo共同開発)— ハンマー機構の実際の振動と調和するよう設計
  • SK-EXレンダリング音源 — CAフラッグシップと同じシゲル・カワイ・コンサートグランドのサンプリング
  • アップライト型 — グランドピアノほどの床面積は不要なのに、グランドピアノ級の弾き心地
  • Bluetoothオーディオ+MIDI搭載 — PianoRemoteアプリで音色の細かなカスタマイズが可能
  • 消音モード — スピーカーを切ってヘッドホンで練習しても、鍵盤の機械的な弾き応えはそのまま

デメリット

  • 89kg — 搬入は必ず専門業者に依頼を。本格的な家具と同じ重さ
  • この価格帯はアコースティックピアノの価格帯に入る — ハイブリッドという発想に納得できる方向け
  • 機械式アクションのため、純粋なデジタルピアノよりわずかに打鍵音が出る — ヘッドホン使用時でもかすかにカチカチと聞こえる
  • スピーカーは150W(NV-10Sは200W)— 非常に広い部屋では差を感じる可能性あり

NV-5Sは、完全なデジタルでもなく、完全なアコースティックでもない——その「どちらでもある」ところが大きな魅力です。消音練習は必要だが弾き心地は妥協したくない、そんなピアニストにとって、これに肩を並べる選択肢はあまりありません。上位機NV-10Sと比べると、NV-5Sは同じ発想の鍵盤機構を150Wスピーカーとやや小さなキャビネットに収めたモデル。普通の広さのお部屋なら、NV-10Sの体験のほぼ全てを、より抑えた価格で手に入れられます。アコースティックとデジタル、どちらにするか何年も迷っている方——NV-5Sがその答えになります。

Kawai NV-5S の評価ポイント

Kawai NV-5S の鍵盤・タッチ

NV-5Sが他のすべてのデジタルピアノと根本的に違うのは、ここです。Grand Feel III鍵盤の上に、本物のグランドピアノのハンマー機構が載っています。鍵盤を押すと、センサーが反応するだけでなく、本物の木製ハンマーが機械的に動きます。その結果、「エスケープメント」と呼ばれる脱進感、鍵盤を押し込んだ先の「抜ける」ポイント、力加減に対する応答——これらは、どんなバネやおもりのシステムでも完全には再現できないものです。長年アコースティックグランドを弾いてきた方なら、一音弾いただけで違いが分かります。

Kawai NV-5S が向いている人

グランドピアノの弾き心地が恋しいけれど、デジタルの実用性が必要な方に。夜中に静かに練習したい、調律は不要がいい、マンションでも音量を気にせず弾きたい。高級デジタルピアノをいくつも試したけれど、鍵盤の動きにどこか物足りなさを感じている。NV-5Sは、その「何か」を本物のハンマーで解決します。グランドピアノが置けない場所に、グランドピアノの弾き心地を届ける一台です。

デモ動画

出典: Merriam Music YouTubeで見る ↗

スペック

鍵盤数 88
鍵盤アクション Grand Feel III
同時に出せる音の数 256 音
音色数 96
重量 89 kg
スピーカー 150W (×6)
Bluetooth Audio + MIDI

スペック用語の意味は用語集で解説しています。 用語集 →

置き場所に収まりますか?

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推奨アクセサリー

🪑

スタンド

スタンド付属

スタンドが付属しない場合は、別途X型スタンドや据え置き型の専用スタンドが必要です。

🎧

ヘッドホン

練習には、周囲への音漏れが少なく低音がしっかり聞こえる密閉型ヘッドホンが適しています。

🎹

サステインペダル

付属のペダルは簡易的なものが多いため、より細やかな表現ができるハーフダンパー対応ペダルへのアップグレードが有効です。

💺

椅子

高さが調整できるピアノ専用の椅子は、正しい姿勢を保ち、長時間の練習でも疲れにくくなります。

販売サイト

メーカー希望小売価格

¥825,000

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推奨 軽いV字 3.5mm(6.3mm変換アダプタ付属) 大人・プロ向け
音 4.0 コスパ 4.7 51Ω 245g
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ネット上の評価まとめ

価格.com・Amazonレビュー・YouTube レビュー動画・楽器店スタッフのコメントなど、複数のソースで見られた意見を取捨選択してまとめています。星評価の単純集計ではなく、実際に弾いた人のコメントから繰り返し挙がっていた点を中心に整理しました。

カワイ NV-5S は、アップライト型の筐体に本物のグランドピアノ機構(Millennium III Hybrid)を載せた Novus シリーズのハイブリッドです。海外の専門レビューサイトを横断すると、「デジタルとは思えない本物のタッチ」と SK-EX Rendering 由来の音を高く評価する声が中心で、一方で重量・搬入や、この価格帯ならではの割り切りを指摘する声も見られます。

高く評価されている点

  • 本物のグランド機構による弾き応え

    カワイの上位アップライトにも使われる Millennium III Hybrid アクションについて、「デジタルでここまで本物に近いタッチは数少ない」という評価が多くのレビューで共通します。シミュレーションではなく実機の鍵盤機構が動く点が、長くアコースティックを弾いてきた方から支持されています。

  • SK-EX Rendering によるシゲル・カワイの音

    フラッグシップ SK-EX コンサートグランドを収録した音源について、「細部まで聞こえ、強弱への反応が自然」という声が目立ちます。倍音が豊かで丸みのある鳴り方、という評価も繰り返し挙がります。

  • TwinDrive サウンドボードによる空間的な響き

    CA-901 系の TwinDrive スピーカーを備え、「楽器全体から音が出てくるような広がりがある」という指摘があります。ヘッドホン使用時も空間音響の最適化で自然な音場、という声が見られます。

  • 調律不要で夜間も練習できる実用性

    本物の弾き心地のまま消音できる点が、マンション住まいや深夜練習の方から歓迎されています。Bluetooth オーディオ・MIDI を備え、アプリ連携で音色の調整もできる、という整理が定番です。

気をつけたい点・批判的な意見

  • 本格的な家具と同じ重量

    本体が重く、搬入は専門業者が前提という点が共通の注意点です。気軽に動かせる楽器ではない、という指摘が繰り返し挙がります。

  • 機械式アクションゆえの打鍵音

    本物のハンマーが物理的に動くため、ヘッドホン使用時でもかすかな打鍵音が残る、という声が見られます。純粋なデジタル鍵盤との違いとして整理されています。

  • ライン出力やキャビネットの選択肢が限られる

    ライン出力が一般的な2系統の標準フォーンではなくステレオミニで、ステージ用途には物足りないという指摘があります。仕上げが鏡面の黒に限られる点を挙げる声もあります。

ソース別の傾向

  • 海外の専門レビューサイト・販売店レビュー

    Merriam Music などの専門・販売店系レビューでは、Novus シリーズを「本物のグランド機構を積んだハイブリッドの代表格」と位置づけ、タッチと音の完成度を高く評価する論調が中心です。

  • 比較レビュー(対 NV-10S / アコースティック)

    上位機 NV-10S との弾き比べでは、NV-5S は同じ発想の機構を一段抑えた構成にまとめたモデルとされ、普通の広さの部屋なら NV-10S に迫る体験が得られる、という整理が見られます。

まとめ

総合すると、NV-5S は「本物のグランド機構を、調律不要・消音可能なかたちで手元に置きたい」という上級者から、海外レビューでも安定した評価を得ているモデルです。タッチの本物感と SK-EX Rendering の音が中心的な評価点で、アコースティックとデジタルの間で迷ってきた方の答えになりやすい一台です。一方で重量・搬入と、機械式ゆえのわずかな打鍵音は前提として理解しておきたい点です。より大きなスピーカーと存在感を求めるなら、上位の NV-10S が比較候補になります。

星評価の数値集計は行っていません。下記は複数のレビューを読み比べて、繰り返し挙がっていた論点をまとめたものです。

このページの根拠と透明性

このページは、2017年からピアノ学習サイト「ピアノ塾」を運営してきた運営者が、メーカー公開仕様をもとに作成しています。楽器店や特定メーカーの立場ではなく、全機種を同じ基準で比較しています。 運営者について

最終確認日
参照したデータ
メーカー公式

5軸スコアの計算式(評価方法)

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