1st Note

Casio

Casio GP-310 解説

ベヒシュタインが認めた鍵盤 — 木製ハンマーアクションの本格派

メーカー希望小売価格

¥275,000

出典: Spec page (2026-04-07)

88 鍵盤数 78.5 kg natural grand hammer action Bluetooth 上級者

スコア

10.0 8.5 1.5 9.8 6.6 初心者向け 夜間練習向け 持ち運びやすさ タッチの本格度 コスパ

初心者向け

10.0

夜間練習向け

8.5

持ち運びやすさ

1.5

タッチの本格度

9.8

コスパ

6.6
スコア算出の根拠

初心者向け

10.0
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 3.0
レッスン機能 あり +1.5
アプリ連携 あり +1.5
録音 あり +1
メトロノーム あり +0.5
トランスポーズ あり +0.3
レイヤー / スプリット あり +0.3
内蔵曲 60 +1.5
音色の豊富さ 35 音色数 +0.5

夜間練習向け

8.5
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 2.0
ヘッドホン端子数 2 +2
ヘッドホン端子タイプ 6.3mm, 3.5mm +1.5
ヘッドホン最適化 あり +1.5
鍵盤アクションの静音性 natural grand hammer action +0
音量調整 あり +1
Bluetooth Audio あり +0.5

持ち運びやすさ

1.5
評価項目 この機種の仕様 加点
基準点 5.0
重量 78.5 kg -3
1434 mm -0.5
電池駆動 なし +0
折りたたみ なし +0
鍵盤数 88 鍵盤数 +0

タッチの本格度

9.8
評価項目 この機種の仕様 加点
鍵盤アクション品質 natural grand hammer action (grade 10) +6
鍵盤数 88 鍵盤数 +1.5
同時発音数 256 音 +1.5
音源モデリング AiR Grand Sound Source +0.5
鍵盤表面 wood +0.3

総評

ヨーロッパの名門ピアノメーカー「C.ベヒシュタイン」と共同開発。本物の木の鍵盤と実際のハンマー機構を備えた、カシオの最高峰モデルです。

メリット

  • ナチュラルグランドハンマーアクション — 本物の木製鍵盤+ハンマー機構をC.ベヒシュタインと共同開発
  • ベヒシュタインの技術者が監修した3つのグランドピアノ音色(ベルリン、ハンブルク、ウィーン)
  • 100W・6スピーカーの大音量システム — 外部アンプなしで部屋全体に響く
  • 256音同時発音 — ロマン派の難曲も余裕で演奏できる
  • ヘッドホン最適化機能 — 夜でもコンサートホールのような臨場感で練習
  • Bluetoothオーディオ+MIDI — スマホの音楽をスピーカーで聴いたり、アプリと無線接続

デメリット

  • 78.5kgの重量 — 完全に家具扱い、気軽に動かせない
  • 35音色のみ — オルガンやシンセを楽しみたい方には物足りない
  • ライン出力なし — ステージ使用や外部スピーカーへの接続は想定外
  • 約27万5千円 — ヤマハCLPやローランドHPの上位機種と同価格帯
  • 幅1434mm×奥行489mm — 設置には十分なスペースが必要

GP-310は「弾き心地がすべて」という方のためのピアノです。ベヒシュタイン共同開発の木製ハンマーアクションは、高価なプラスチック鍵盤の電子ピアノとも明らかに次元が違います。100W・6スピーカーの音も、リビングを豊かに満たしてくれます。約27万5千円という価格はヤマハCLPやローランドHPの上位機種と競合しますが、本物の木製ハンマーを持っているのはこの機種だけ。「鍵盤の弾き心地だけは妥協したくない」という方で、設置スペースと予算があるなら、GP-310には他のどの電子ピアノにもない価値があります。

詳細解説

鍵盤の仕組みについて

「ピアノの弾き心地を再現」ではなく、実際に木のハンマーが動く本物の機構です。鍵盤一つひとつが木でできていて、押すと物理的なハンマーが動きます。鍵盤を押し込んだときの微妙な「コクッ」という感触(レットオフ)もあります。プラスチック鍵盤の電子ピアノとの違いは、経験のある方ならすぐに分かるはずです。C.ベヒシュタインとの共同開発で生まれた、カシオの全製品の中で最も本物に近い鍵盤です。

想定されるユーザー

かつて本格的にピアノを弾いていた方、グランドピアノの弾き心地が忘れられない方に。他の電子ピアノを試したけれどプラスチックの鍵盤では満足できなかった方に。あるいは、コンクールや発表会を目指すお子さんに、アコースティックピアノに近い練習環境を用意したい方に。ベヒシュタインとの共同開発は飾りではなく、木の鍵盤とハンマー機構が生み出す弾き心地は、プラスチック鍵盤とは根本的に異なります。

スペック

鍵盤数 88
鍵盤アクション Natural Grand Hammer Action
同時に出せる音の数 256 音
音色数 35
重量 78.5 kg
スピーカー 100W (×6)
Bluetooth Audio + MIDI

推奨アクセサリー

🪑

スタンド

スタンド付属

スタンドが付属しない場合は、別途X型スタンドや据え置き型の専用スタンドが必要です。

🎧

ヘッドホン

練習には、周囲への音漏れが少なく低音がしっかり聞こえる密閉型ヘッドホンが適しています。

🎹

サステインペダル

付属のペダルは簡易的なものが多いため、より細やかな表現ができるハーフダンパー対応ペダルへのアップグレードが有効です。

💺

椅子

高さが調整できるピアノ専用の椅子は、正しい姿勢を保ち、長時間の練習でも疲れにくくなります。

販売サイト

Casio GP-310 ¥275,000

他モデルとの比較

GP-310 vs CLP-745

GP-310とCLP-745は全体的によく似たスコアです。GP-310の方が¥27,500安いです。

Yamaha CLP-745 →

GP-310 vs CLP-845

GP-310とCLP-845は全体的によく似たスコアです。GP-310の方が¥55,000安いです。

Yamaha CLP-845 →

GP-310 vs CA-501

GP-310はタッチのリアルさのスコアが上回ります。リアルなタッチを重視するならGP-310がおすすめです。

Kawai CA-501 →

よくある質問

Casio GP-310は初心者に向いていますか?

はい。Casio GP-310の初心者向けスコアは10/10です。レッスン機能やアプリ連携、内蔵曲など、初めての方の練習をサポートする機能が充実しています。

Casio GP-310にBluetooth機能はありますか?

はい。Casio GP-310はBluetooth MIDIとBluetoothオーディオの両方に対応しています。スマートフォンやタブレットとワイヤレスで接続し、アプリを使ったり音楽をスピーカーから再生したりできます。

Casio GP-310の重さはどのくらいですか?

Casio GP-310の重量は78.5kgです。持ち運びスコアは1.5/10となっています。 重量があるため、据え置きでの使用が前提となります。購入前に設置場所を決めておく必要があります。

Casio GP-310でヘッドホンは使えますか?

はい。Casio GP-310には2個のヘッドホン端子(6.3mm, 3.5mm)があります。夜間練習スコアは8.5/10です。 また、ヘッドホン使用時の音質を最適化する機能が搭載されており、長時間でも自然な響きで練習できます。

Casio GP-310の鍵盤数はいくつですか?

Casio GP-310は、アコースティックピアノと同じ88鍵盤を搭載しています。クラシックからポップスまで、あらゆるジャンルの曲を本来の音域で演奏できます。

関連ガイド

50〜70代に推奨の電子ピアノ(2026年版)

50代、60代、70代でピアノを始める(または再開する)方にとって、ピアノ選びのポイントは若い方とは異なります。手や手首に負担の少ない鍵盤、見やすい画面、自分のペースで進められるレッスン機能——このガイドでは、まさにそのポイントに焦点を当てて解説します。

続きを読む →

10万円以下の推奨電子ピアノ(2026年版)

6万円〜10万円は、電子ピアノが「本当に良くなる」価格帯です。鍵盤のタッチが本格的になり、スピーカーの音が部屋に広がり、上達に役立つ機能が揃います。もし予算をこの範囲まで伸ばせるなら、最初のレッスンから何年もの演奏まで、長く付き合える一台が手に入ります。

続きを読む →

5万円台以下の推奨電子ピアノ(2026年版)

ピアノを始めるのに、高いお金をかける必要はありません。5〜6万円以下でも、初心者が何年も使える良い楽器はあります。ただし、この価格帯では「何を優先するか」が大切です。このガイドでは、この価格帯で何ができて、何を重視すべきか、どの機種が推奨かを詳しく解説します。

続きを読む →

電子ピアノの選び方完全ガイド(2026年版)

電子ピアノ選びは複雑に感じがちです。何百もの機種、わかりにくいスペック、マーケティング用語——何が本当に大事なのか判断しづらいもの。このガイドでは、わかりやすい言葉で必要な知識をすべて解説します。

続きを読む →

電子ピアノとキーボードの違い——どちらを買うべき?(2026年版)

「電子ピアノとキーボード、どちらを買えばいいですか?」——ピアノを始める方からもっとも多く寄せられる質問です。楽器店でも混同されがちなこの2つ、実は設計思想がまったく違います。このガイドでは、両者の本当の違い、それぞれが向いている場面、そしてご自身の目的に合った選び方をわかりやすく解説します。

続きを読む →

グレードハンマーアクションとウェイテッド鍵盤の違いを解説

「ウェイテッド鍵盤」「グレードハンマーアクション」——電子ピアノを探すとよく目にする言葉です。似ているようで意味が違います。このガイドでは、それぞれの正確な意味、演奏への影響、そしてご自身にどのタイプが合っているかを解説します。

続きを読む →

マンション・アパートに最適な静かな電子ピアノ(2026年版)

マンション暮らしでも、ピアノは諦めなくて大丈夫です。電子ピアノにヘッドホンをつなげば、音は完全に自分だけのもの。ただし、機種によってヘッドホンの音質や鍵盤の打鍵音の大きさはかなり違います。このガイドでは、集合住宅で快適に練習できるピアノの選び方をご紹介します。

続きを読む →

よく似たモデル

Yamaha

CLP-745

¥302,500

クラビノーバが本気を出す一台 — GrandTouch鍵盤で弾き心地が一変する

10.0 初心者向け 8.5 夜間練習向け 1.5 持ち運びやすさ 9.4 タッチの本格度 6.7 コスパ

Yamaha

CLP-845

¥330,000

グランドタッチ鍵盤と6スピーカーの没入感

10.0 初心者向け 8.5 夜間練習向け 1.5 持ち運びやすさ 9.4 タッチの本格度 6.7 コスパ

Kawai

CA-501

¥275,000

木製鍵盤、カワイ最高峰のアクション、デジタルを忘れる音

10.0 初心者向け 8.5 夜間練習向け 1.5 持ち運びやすさ 9.2 タッチの本格度 6.6 コスパ